嵐のあとで ~After the Storm~

ライブ参戦の備忘録を中心に徒然と…。

【備忘録】 ROCK'N'ROLL GYPSIES Going Going Gone ~Summer Tour~ ■東名阪CLUB QUATTRO■

【備忘録】
ROCK'N'ROLL GYPSIES
Going Going Gone
~Summer Tour~
■東名阪CLUB QUATTROツアーの参戦・
総括備忘録として■

【東名阪CLUB QUATTRO開催日程】
■2019.8.16(Fri) in
梅田クラブクアトロ
■2019.8.17(Sat) in
名古屋クラブクアトロ
■2019.08.30 (Fri) in
渋谷CLUB QUATTRO



~ 肩越しに重なり合うもの~

対照的であり、そして相補的である。

そんなギタリスト二人の少しだけ距離を置いた立ち位置。

ステージ上では視線を合わせることはあまり無く、言葉なども必要としない。

そんな関係性の中には、目に見えない異種の磁極に働く引き合う力が介在する。

互いに引き合い結合して生み出される相乗的な磁力がそこにはあった。

その磁力は強固な二人が支える地盤の上で、更に強力に相乗して唸りをあげる。


火のように
水のように
風のように
土のように


寡黙なGYPSYたちが
ギターを
ドラムを
ベースを奏打する時、
饒舌なROCK'N'ROLLが溢れ出し、
フロア中を隙間無く埋め尽くす。

強大で多彩な響きが押し寄せ、
揺るぎない調和が幾重もの波動になる。

欠ける事の無い4つの音色は、
彼等が 『ROCK'N'ROLL GYPSIES』であり続ける意味を証明するかのように、空間を、観客達を震撼し続けた。


静寂と興奮
冷静と情熱
緊張と期待
悲哀と歓喜
邂逅と必然


そのすべてを凌駕した三つの夜。

4人のGYPSYが揃ったリアルを体感する事が出来た三つの 夜。


ROCK'N'ROLL GYPSIES is here.

始まったのは此処から。
だから、まだ終わることは出来ない。

探し求めるのは過去の悲哀ではなく、
失なわれてはいない未来の歓喜の鼓動なのだから。



#ROCKNROLLGYPSIES
#花田裕之
#下山淳
#池畑潤二
#市川勝也
#ロックンロールジプシーズ
#GoingGoingGone
#SummerTour
#渋谷クラブクアトロ
#名古屋クラブクアトロ
#梅田クラブクアトロ
#CLUBQUATTRO
#NewDirection2019
#Rock
@rocknroll_gypsies_official

■なお、写真はYukari Morishita様 (@morisse )がBig Mouth Web Magazine様へ御提供されたものより拝借させて頂きました。



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ROCK'N'ROLL GYPSIES is here.

What began from here.
Therefore it may not be yet over.

Because it is beating of the future delight that is not lost not the past sorrow to look.

*****************

【備忘録】 土屋公平 「"Struck a Blue Guitar" TOUR2019」☆ 2019.7.20(Sat) in 名古屋TOKUZO

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【備忘録】

土屋公平 「"Struck a Blue Guitar" TOUR2019」☆
2019.7.20(Sat) in 名古屋TOKUZO

*アルバムタイトルツアー中なので、セットリストには触れずに少し当日の所感などを。


大変遅くなってしまいましたが、 公平さんソロライブ 「"Struck a Blue Guitar" TOUR2019」所感レポートで御座います😂

公平さんソロライブは初めての参戦でした。昨年の「JOY―POPS」・「麗蘭」と久しぶりに公平さんのギタープレイを体感してから、今年はまだ公平さんFCの新年会とアラバキのみ😆
そんな折、公平さんソロライブツアーの地元開催有りとの吉報が!しかも公平さんお気に入りのハコとの噂がある名古屋・TOKUZOが会場ならば行かない訳には!

アルバムタイトルツアーという事もあり、最新アルバム:『Struck a Blue Guitar』から全曲披露は勿論、既発アルバムからも多数の曲が披露されまして、 特に最新アルバム:『Struck a Blue Guitar』 は公平さん御自身が『ツアーがやりたくて作ったアルバム』と断言されるのも大納得!
今回は、麗蘭からの盟友で信頼厚いドラマー・Jah-Rah(ジャラ坊)さん、 若き才能に公平さんが絶賛するベーシスト・多田尚人(尚ティー)さんとのトリオ編成🤩
このトリオ編成というのが、今ツアーの醍醐味の一つ!トリオ編成でなくては味わえない各々の個性と音を織り込んだ相乗と一体感が印象的。
何よりもツアーを楽しんでいらしている公平さん御自身をはじめ、メンバー間の信頼関係が滲み出るステージではなかったかと!

また、気さくな雰囲気で観客を盛り上げて下さる公平さんのトークと笑顔☺にも感動!
初めての参戦で緊張気味だった私でしたが、本編ラスト近くには思わず椅子から立ち上がって踊り出す始末🤭✨
(斜め後ろ席にいらした初対面のお姉様とアイコンタクトしながら、一斉に踊り出す二人でした🙌後日、一緒に参戦したお友達に『めっちゃ踊ってた(笑)』と言われる事に~)

そして、大変幸運な事に、超至近距離で公平さんの熱いギタープレイを拝見させて頂きました。
公平さんのギターコードを押さえる運指やカッティングの冴え渡る美しさと多彩な音色を堪能致しました🤩。

灼熱のBoogie
情熱的なFunk
清冽なBallad
そして、脚を踏み鳴らし、
ギターネックを揺さぶり、
時に感情に任せるように掻き鳴らす激しいギタープレイから、青い焔が爆ぜて立ち昇るようなBlues。

そのギタープレイの一挙手一投足に、会場に詰めかけた私達ファンは勿論、 そんな妖しい姿を見せつけられてしまったら、真夜中の十字路で待ち伏せを企む悪魔も瞠目して魅入られてしまうに違いないと確信致しました~(( *´ `)"♡♡。


下北沢での10月4日の公平さんバースデーライブも決定し、ツアーもいよいよ後半戦。残念ながら、仕事の都合にてバースデーライブには参戦出来ない私ですが😂、更なる高みへの進化を遂げる公平さんのギタープレイ、ツアー後半戦とバースデーライブで目撃者になって頂けたら嬉しいです!
アルバムツアー&バースデーライブのレポート、是非ともお待ちしております~( ̄^ ̄)ゞ


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#土屋公平
#JAHRAH
#多田尚人
#Struck_a_Blue_Guitar
#Tour2019
#名古屋TOKUZO

2019.6.30(Sun)村越 弘明 TOUR 2019 “Awesome!”ツアーファイナル

【備忘録】
村越弘明 TOUR 2019 “Awesome!”
2019.6.30(Sun) in 下北沢GARDEN


ほんの一時間足らずの午睡の中で、
視界に広がるのは蒼く深い海の底。
これは、あの日の夢の続きだろうか。

シャバアーサナのような格好で、背面から脱力して海中に身体が揺蕩う。

海中なのに、肺呼吸は出来ている。
そして、何故か目は閉じたままだった。

瞼の裏側から光を感じるのは、浅い眠りだからなのか。
それとも、第二の瞼が開いているからなのか。
網膜には写し鏡のように、海中の景色がはっきりと写っていた。

青い蒼い碧い色。
ただゝ静謐で無音の波間。
時を忘れて心地よい浮遊感に浸る。

不意に我が身に近づいてくるのは、悠然と海遊する魚の気配。

それは、人の身丈程の細長いバラクーダのようで。
その姿を確認したくて、ゆっくりと手を伸ばした瞬間、蒼く深い海の中から目が覚めた。



あの日からもう一ヶ月も経過しているのに、記憶は相変わらず鮮明過ぎて。
言葉では語り尽くせないから、叶うならば電脳化(笑) したいくらいだ。

病欠で急遽欠席した地元ライブのリベンジ。
地元ライブの欠席になる旨お伝えした皆さんからは、沢山のお見舞いや励ましの言葉・優しいお気遣いを頂いた。感謝してもしきれない。

同時にその人のライブは、ツアータイトル通りと感嘆する多くの声に励まされる。そして、更なる進化が早く観たくて観たくて待ち焦がれた。

当日は生憎の雨だったけれど、昨年のJOY-POPS公演以降、御縁を頂いたお友達と合流。逸る気持ちを抑えながら、梅雨入りして間も無い湿気とそれを凌駕する程の熱気を帯びた階段を降りて行く。

楽器と機材が置かれたステージは、薄く靄がかかった青白いライティング。
スタンディングの観客エリアも、青みがかったライトに照らされていたからか、地下二階のライブハウスは、深海の底に辿り着いたような印象だった。

ほぼ定刻通りのスタート。
ツアーファイナル前の数公演で、少しハリーの喉の調子を心配するファンの声が挙がっていたが、オープニングからの圧倒的なヴォーカルに、多少の不安材料など瞬時に消滅する。

今年三月から始まったツアーは、一月のバースデーライブのバンドサウンドの好感触を引き連れてスタートした。
30年来の盟友・ジェームスさん&ズズさん、ツインギターでのツアーパートナーだったジミーさんを「バンドメンバー」として、ハリーとタッグを組んだFOUR PIECESスタイル。
一月のバースデーライブ以来、耳にしたバンドサウンドは、力強さが更に増していたように思えた。

それは、ツアーファイナルまでの各地公演の中で、更に深まっていった手応えそのもの。各地で参戦した者たちはみな、その都度彼らの進化の過程を目撃し、体感してきたに違いないと断言出来る。


唸りをあげて押し寄せてくるのは、
揺るぎない4つの音たち。 
それは誰にも止められやしないし、
逃れられやしない。

勿論、止める気も逃げる気も、さらさら無い。
この音たちに否応なしに身を任せ、浮遊する為に。
大きな声でその名前を呼び、両手を掲げて踊る為に。
自ら望んでこの波間に立っているのだから。


オープニングから、終盤に演奏しても遜色無いソロナンバーから4曲。そして、レゲエナンバー「King Bee Buzzin’ 」へと。
バースデーライブを踏襲しつつも、深みが加わった印象で、ソロナンバーとスライダーズナンバーの見事なまでのバランス感覚が秀逸。そして、バンドサウンドの凄味を目の当たりにしたセットリストだった。


個人的に圧倒されたのは前半中盤。

「PACE MAKER」から続く3曲の中で繰り出された碧くて深い心象風景だ。

「鬼かますに天狗風」では、ハリー一人に青みが強いピンスポットが終始当てられたステージに、紡がれる言葉たちと音色。
歌うその姿は勇壮で威風堂々、海遊するグレードバラクーダそのもの。

眩しい青の海の世界から水面に顔を出し、眼前に広がってきたのは静寂の夕景。
まろやかに海へと浸食するのは、光り輝くカーマインレッドとイエローゴールドの色。 深く呼吸するように耳に届いたのは、「落陽」 だった。

ハリーがこの曲を二十歳前後で創造していたことを知った時、私は愕然とし、呆然とした。
これ程の悲哀の感情と対比的な残光。
残光は、まるでPandoraの箱に最後に残ったものと同じ輝きを放つようで。
そんな想い出が記憶から引き出されたのと同時に、両眼からは思わず涙が溢れ出てしまった。


静けさから一転して、「China Doll」からの一気に深まるGroovyさと華やぎのサウンド
「パラダイス」では『奇跡が起こる所さ~』の箇所で、足元を指差しでこのステージだと嬉しいアピールも。
会場内が一体化する「Angel Duster」~「ありったけのコイン」。
本編ラストに向けて迫力の「RUN SILENT RUN DEEP」~「Respectable Performer」~「無頼白痴」~「On The Road Again 」。

どこを切り取っても、完膚なきまでの波動。
怒涛のロックンロールの応酬は終わらない。


『今日は熱いぜ、yeah!』
ハリーの熱い一言だけで、更にヒートアップする会場には、噂に聞いたハリーの透明ギターが登場!
ゆっくりと腰を落としながら、響くギターのリフは「Toa-Lit-Tone (踊ろよベイビー) 」だ。

瞠目し、声を挙げ、両手を掲げ、踊る為だけに。
「SLIDER」~「TOKYO JUNK」 。

ただそれだけの感覚器官になればいい。そう全身が叫び続ける。

オールラストは、「So Heavy 」。
一夜の約束を惜しむ私達へと、アンコールは二度用意されていたサプライズ。

ダブルアンコールが終わっても、客席エリアからの歓声と拍手は止むことを知らない。
まさにAwesome!
疾風怒濤、熱く激しい一夜だった。



終演後、サイン会に参加させて頂いた。

あれ程見事なステージ後なのに、疲労感もほとんど見せない姿。
そして、充実しきった穏やかで静かな表情のハリーだった。

ほんの僅かな時間と数十センチの距離感。

サインをされている俯き加減の頭上から、失礼かなと思いつつ、今日のライブで披露された曲についての感想と選曲してもらった事への感謝の意を伝えた。

すると、サインの最中俯きながら、まさかの質問返しの言葉が。

まさか質問返しされるとは想像すらしておらず、驚愕に固まりながらも、何とか答え返す。赤面する程の震える声と拙い言葉だったと思う。

すると、サインを終えて顔を上げながら、フッと笑って『ありがとう』と手を差し伸べてくれた。

(号泣寸止め必死でした.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚)


次の約束は何時なんて
気軽に答えてはくれなかったけれど、
その手の温もりと微笑みは
何より変え難い約束の証。
いまはそれだけで充分な幸福を味わった。


あの日の夢の続きが、
私の中にある心象風景そのものならば、
その風景にそっと名前を付けてみようか。

今はまだ朧気で、自らの言葉では紡げない。

だから、ハリーの曲のタイトルから拝借したいと思う。
~「Still Crazy」と… 。



■村越弘明 TOUR 2019 “Awesome!”
2019.6.30(Sun) in 下北沢GARDEN


【Set List】
三白眼の油売り
Still Crazy
狼煙
MAKE UP YOUR MIND
King Bee Buzzin’
one day
PACE MAKER
かますに天狗風
落陽
China Doll
無題
パラダイス
Angel Duster
ありったけのコイン
RUN SILENT RUN DEEP
Respectable Performer
無頼白痴
On The Road Again

[Enc.1]
Toa-Lit-Tone (踊ろよベイビー)
SLIDER
TOKYO JUNK

[Enc.2]
So Heavy




■追伸■
当日は撮影クルーと機材が入っておりました!
映像化の吉報とハリーさんの次なるスケジュールの告知、謹んでお待ち申し上げております!
公式さま、出来ましたら早目に何卒よろしくお願い致します_(_^_)_。

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♥Special Thanks! Yさん&Mさん♥

band HANADA 2019.6.21(Fri) in 横浜THUMBS UP

【備忘録】
band HANADA
2019.6.21(Fri) in 横浜THUMBS UP

* band HANADA 、初参戦時の備忘録は平素より長目の所感でございます (笑)

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梅雨時期の狭間に訪れた晴天の日、昼間の暑さが一転して、夜風が身体をゆるりと包む黄昏時の港町・横浜。

梅雨時期の影響なのか、 横浜駅に降り立てば、ほのかな潮の香りが漂う宵の口。

夜半過ぎには夏至を迎える週末の6月21日、前日59歳の誕生日を迎えられたばかりの花田さんをお祝いすべく【band HANADA】のライブ行って参りました🤩

実はband HANADAは初。
4月のアラバキ以来(約2ヶ月も経過していたとは💦)の遠征。
そして、花田さん誕生日翌日です!

そんな浜風吹く夜の匂いとシチュエーションが、いつも以上に特別な予感と胸の高鳴りを伴って会場に向かう脚取りも早くなってしまいました😌


横浜THUMBS UPも初めてだったので、とりあえず開場前に下見へと。
(思ったよりも駅近過ぎて、うっかり一時間前に到着ww)
おもいがけず、リハーサルのタイミングにも遭遇しちゃいました🤩
(会場入口付近からリハ音堪能~)

会場の横浜THUMBS UPは、複数の段差があるフロアにテーブル席が並ぶカジュアルダイナーなので、お酒や食事も摂りながらライブが楽しめる贅沢さ。
また、「どの位置から見ても演者さんがよく見えるし、安定した音響で聴けるよ~👍」とオススメされていた場内レイアウトに、入場してからの位置取りに一瞬迷ってしまう程でした。
…とはいえ、やはり初めてのバン花体感。バン花スタイルでの花田さんのギタープレイを間近で拝見したくて、花田さん寄りの中央前方を選択しちゃいましたww。
久しぶりの着席スタイルのライブということもあり、軽くアルコールも投入しつつまったり待機致しますww😆


定刻より少し遅れてメンバー全員が、下手側のテーブルの間を歩いて登場です。(今日の花田さん、黒いシャツ・黒いパンツ・黒いブーツのシックな装いで艶っぽさ倍増🤩ww)


オープニングは、夜半過ぎの淡い揺らぎのようなミディアムテンポのカバー曲・クラプトンの「After Midnight」。しっとりと続くのは、 花田さんソロからの 「Last Train」~ニール・ヤングのカバー曲「Don't Cry No Tears」 というほのかな寂しさと柔らかな温もりを帯びた選曲。

花田さんは、いつも通り (勿論良き意味での)ラフに枯れた憂いの歌声。本日のメインギターであるGibson・ES-335ウォールナットカラーの音色は、ギターソロも含めてソリッドでいながら、ジプシーズよりもどこか甘やかな響きの印象。

そして、バンド全体で奏でられるのは、アダルトな夜の匂いを纏って醸し出されるブルージィなサウンドでした。

この日の演奏は、全体を通してワイルドなラフ感は少なめ。ライト・ヘビーの緩急も一音ずつ丁寧な音出しで、じっくりと聴かせるイメージがありました。

花田さんのギターソロの冴えたカッティング
富雄さんの歌に寄り添うようなベースの低音
ツルさんの柔らかで味わいあるサイドギターの音
椎野さんのジャジーで深みのあるドラムの響き

自分好み過ぎるサウンドやメンバー全員の佇まいがどストライク過ぎて(笑)、強く惹き込まれずには居られません🤩

続くのは、band HANADA名義でリリースされているアルバム:『ROADSADE』からの「遠くまで」。花田さんソロの弾き語り・流れでも馴染みのある曲ですが、ストレートに紡がれた心情風景を、バンドスタイルで聴くのも味わいがまた格別。久々に聴く「夢の旅路」は、ふわりと触れられた指先に心乱される感覚のよう。
印象的だったのは、花田さんソロアルバム:『NASTY WIND』からの名曲「お願いひとつ」。原曲から間奏等が大きく再編成されている仕上がりで、荒野に吹く乾いた風のような10分近い長尺のアレンジに。
更に枯れたブルージィさが増す「路地裏のブルース」を経て、Bob DyranがRon Woodに提供した曲:「Seven Days」のカバーも、バン花テイスト強めの格好良さ。

バン花のカバー曲は、どれも原曲をリスペクトしつつも、band HANADAテイストが色濃くて、 Coverと言うよりも最早オリジナル曲と言ってしまっても遜色無い程ナチュラル。
第1部ラストは、バン花随一のロマンティックなラブソング「二人なら」で締め括って終了となりました。


休憩を挟んでの第2部のスタートは、 「月が見ていた」・「見はなされた夜」のミディアムスローな2曲から。そして、ロックンロールの昂りが際立つカバー曲の「Lonesome Train」では一転。(※ライブでは初披露の曲だったそうです)
今回のセトリでは唯一こちらの原曲は未聴でしたので、花田さんが歌う歌詞やフレーズを記憶に留めておきました(笑)。
後日調べてみれば、原曲のトリオ編成よりもグッと大胆でハードなロックンロール・アレンジの格好良さに驚愕!

中盤にはバン花では定番のカバー曲:冨士夫さんの「ひとつ」~アラバキセッション以来の「Cinnamon Girl」へと。
深まる夜へと静かな囁きが艷めく「シルクの夜」~ 渇く夜に射し込む暖かな一筋の光「お天道さま」へとブルージィ真骨頂な染み渡るセレクションに。

実はこの日、着席していた場所がアンプ真ん前(笑)という位置で、(横長据え置きタイプのおかげもあったかと思うのですが…)両耳から各々の醸し出すサウンドがダイレクトイン。高音~低音の細かな所までじっくりと聴き取ることが出来るという貴重な体験が!

個々の存在感が際立ちながら、バンドサウンドとしてのクールさ・侘びサビにも似た渋さが一体となり、血液の中に流れ込むが如く、音色が身体に染み渡ります!


アンコールは、「ガラガラ ゴロゴロ」~ 「渡るしか」 の圧倒的な演奏に、注文したアルコールも忘れて酔い痺れるばかり!
特にラスト曲:「渡るしか」のメンバー全員から溢れ出すように極まるGroovyな演奏とアレンジには圧巻の一言。
花田さんソロともジプシーズともまた違うGrooveの凄み、堪能させて頂きました😊

また、初対面にも関わらず、花田さんの話題で盛り上がり、一人参戦の私に大変親切にして頂いた同じテーブル席にいらした皆様には感謝ばかりです!

次回、また別の会場(ジプシーズ夏ツアーかな?😆)での再会を約束しあって、各々帰路に。
ほろ酔い気分の頬にひんやりと冷たい初夏の風を感じつつ、名残り惜しむ横浜の夜でした~🌃🌙。



【band HANADA】
2019.6.21(Fri) in 横浜THUMBS UP

【Set List】(*Cover)

[1st]
After Midnight(*Eric Clapton)
Last Train
Don't Cry No Tears(*Neil Young)
遠くまで
夢の旅路
お願いひとつ
路地裏のブルース
Seven Days(*Ronnie Wood)
二人なら

[2nd]
月が見ていた
見はなされた夜
Lonesome Train(*The Johnny Burnette Trio)
ひとつ(*山口冨士夫)
Cinnamon Girl(*Neil Young)
シルクの夜
お天道さま

[An.]
ガラガラ ゴロゴロ
渡るしか


【花田さん語録】

実は、今回はMCまったく無しです。
(かなり珍しいのだそう😆)
*最後にメンバー紹介のみでした。

「ベース・井上富雄 ギター・大西ツル ドラムス・椎野恭一 、band HANADAでした」


#bandHANADA
#花田裕之
#椎野恭一
#井上富雄
#大西ツル
#バンド花田
#バン花
#横浜THUMBSUP
#横浜サムズアップ

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【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.1

【備忘録】
ARABAKI ROCK FEST.19  2019.4.27(Sat)  

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今年で19回目の開催となった野外フェスの『ARABAKI ROCK FEST.19』・アラバキに初参戦してきました。
福島からのジプシーズ~アラバキへと北上するフェスも福島も仙台も初めて尽くしの遠征は、東北の寒さを忘れさせる程の熱い一日になりました🎵

アラバキ、思い切って行って良かったです!
お目当ての方達のライブは素晴らしいかったですし、フェスならではのコラボや初めて観る方達のライブも新鮮な体験でした。

そして、一緒に参戦してくれたみんなの優しさと思いやり、心遣いに大感謝ばかりです😭



【アーティスト一覧】
ARABAKI ROCK FEST.19
2019.4.27(Sat) 

今年の「アラバキロックフェス19」4月27日土曜日開催のみですが、初参戦で体感出来たライブのアーティスト一覧です!

■古市コータロー
14:10~@TSUGARU(津軽)
16:10~@HATAHATA(鰰)
17:00~@BAN-ETSU(磐越)
eastern youth
17:40~@HANAGASA(花笠)
■THE ARABAKI ROCKERS
SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW1969→2019
19:00~@HANAGASA(花笠)
*ARSNRRS 出演順*
(陣内孝則/澄田健/百々和宏穴井仁吉/ 田中元尚)
(山口洋池畑潤二/細海魚)
*ROCK'N'ROLL GYPSIES
(花田裕之池畑潤二/市川勝也)
(仲井戸"CHABO"麗市/土屋公平/早川岳晴/池畑潤二)
*チャボ・アラバキスペシャル・バンド
(仲井戸麗市土屋公平/早川岳晴/池畑潤二/細海魚)
& Session Member



順次体感したライブについて、アーティストさんごとに備忘録として少しずつレポさせていただきます!
(平成~令和へ持ち越しの宿題レポートです😆)


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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録①】
2019.4.27(Sat)
古市コータロー
14:10~ @TSUGARU(津軽)

TSUGARUのステージは、湖に面した林の中にあって、木々のざわめきも聞こえる場所でした。パラつく小雨模様でしたが、和やかな雰囲気が落ち着きます😊

アラバキ初参戦のファーストステージは、古市コータローさんソロから。 
ギタリストで人生評論家@恋のロマンス通りの住人だそうですよ😆(古市さん公式Twitterプロフィールより) 
ザ・コレクターズのギタリストさんという認識と、最近は俳優さんとしてドラマに出演されたりという知識のみでしたが、お友達みんなとステージ向いの中央少し後方辺りでゆったりと位置取りして待機、先ずは古市さんはじめバンドメンバー揃ってのリハーサルを目撃しますっ!

ドラムがキュウちゃん(クハラカズユキ @The Birthday )です。アラフィフ世代では最も池畑さんDNAを受け継ぐドラマーさんだと思う大好きなキュウちゃん、御姿を初めて拝見出来ました~!
古市さんは白シャツ姿で登場。上背もあって(187cm!)ステージ映えされる格好良さ!そして、弾いているギターは、もしやGIBSON ES-335のレッドカラーかしら?(某北九州男児のあの方と色々と一緒できゃ~🤩)←見るとこそこかい😆

ネオモッズのイメージがあるザ・コレクターズサウンドが底辺にありつつも、ソロではブリティッシュロック感の強いサウンドの印象を受けました。

セットリストは、最近発売されたソロアルバム『東京』を 中心とした構成みたいでした。( 『東京』をはじめソロアルバム未聴で申し訳ないです💦御自身が曲紹介されたものとお友達から確認した曲のみ記載です )

少し曖昧な記憶ですが、「そんなに悲しくなんてないのさ」・「ホンキートンクタウン」の時に曲タイトルを紹介されたかなと…。
特に「ホンキートンクタウン」は、東北岩手で過ごした高校時代から東京にまた戻ってきた時の事などを織り込んで作ったと言われ、郷愁の中にある寂しさと前向きさを感じさせた曲。

途中「写真集を出しまして…」と少し照れながら話し始めた古市さん。
「50歳過ぎてから写真集出すのは、草刈正雄さんと僕くらいですけど(笑)、出したからには見て頂きたいなって……」
ハニカミながら話すところが、外ハネした髪型とともに可愛いらしかった!

それから、アラバキへの出演について、毎年参加出来る喜びやバンドメンバーとスタッフの方達への感謝の気持ちを述べられる等、御人柄の良さを垣間見る機会があってホッコリでしたー😊

ラスト曲は「夏が過ぎてゆく」。
乾いた砂が水を吸うように、すーっと胸に沁み渡る音と歌詞。揺れる夏の淡い恋模様の歌で締めくくられました。
さすが、恋のロマンス通りの住人さんですね、古市さんww。

#古市コータロー

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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録②】
2019.4.27(Sat)
16:10~@HATAHATA(鰰)

そうです!「This is 向井秀徳」の洗礼を受けて参りました~😆
HATAHATAのステージは、ステージサイドとバックに桜の木がありまして、時折桜が舞い散る中でライブが見られる仕様になっておりました。
そんな雰囲気の中で、ZAZEN BOYS😆

ZAZEN BOYS、1曲だけしか聴いたことが無くて(しかも映画の主題歌のイメージしか無い)、勿論ライブは未体感。

お友達からは、「V&Gの向井秀徳から叱られたくなると思うから…」と予告ありまして…(°口°๑)
ステージに向かった頃、ドラムの松下さんが出ていてサウンドチェックが始まるタイミングでした。
ベースのミヤさん、ギターの吉兼さんも順に登場し、かなり細かなサウンド調整をされるのが印象的。また、それぞれの方のビジュアル(というか表情や佇まい)も個性的過ぎるww。
そして、向井さんの登場に、更に呆然と目を見張る私( °◊° )がいました。

眉間に皺寄せやぶ睨みメガネ男子: この人が、「This is 向井秀徳 ~」か~! 目を見張る独特なその佇まい 、観る人をドMにさせる要素が漂うカリスマ的ドSの香り。
丁度向井さん真正面4-5列目くらいにおりまして、リハーサルから既に、その一挙手一投足に目が離せなくなっている。
サウンド調整を念入りに行った後、「100年後にまた会いましょう…」と言って去っていった向井さん。( °◊° ) 呆然パート2。

しかし、程なくして、パラパラと降っていた雨は止み、ライブスタート直前に晴れ間が少しずつ現われ出す空模様。時折ハラハラと舞い散る桜の中、荒吐恒例の祭囃子の笛の音色でライブスタートです。

マツリスタジオから参りましたZAZEN BOYS~」と挨拶後、音圧がダイレクトに脳髄を駆け抜けるようなZAZEN BOYSサウンドを次々と体感しました。

1曲歌い終わるとお辞儀する向井さん。徐ろにビールを飲み、飲み干した缶を投げる~スタッフ拾ったら、新しい缶をアンプ上に置く~の一連の流れ。
(°口°๑)これは演出なの?素なの?(°口°๑)

「とりあえずポテサラ」・「本能寺で待ってる」・「This is NORANEKO」etc.~桜と小雨と晴れ間すら何かの演出かの如く、澱みなく舞い降りるパワーワードたち。 
向井さん、猟銃でも撃つみたいに構えてから、吉兼さんの方を見て狙い撃ちポーズはなに?! その後、短銃に切り替えたのは何故?!(°口°๑)

聴き続けるうちに連想したのは、 三味線や琵琶等の古典音楽の匂い。
落語や都々逸等の古典芸能を彷彿させる言葉遣い。

何より、聴いているこちらが一瞬足りとも気が抜けない緊張感。
まるで心臓を鷲掴みで取り出されて、シェイクされた後、また身体の中に戻されたような痺れる感覚。 
しかも、それが嫌いじゃない心地よさというアンビバレントさ。
すみません、その時感じたニュアンスなので、分かりづらいですよね😫

ここまで既成概念を放棄させられたバンドは初めて。
誤解を承知で申し上げるなら、京都東寺にある立体曼荼羅図に存在する「仏教的宇宙感」に近いディープインパクト😫 
そんな予期せぬ出会いもフェスの醍醐味なのかと、実感したステージでした。

2019.4.27(Sat)
【Set List】 
1.HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
2.honnoji
3.Cold Beat(~泥沼)
4.This is NORANEKO
5.破裂音の朝
6.Asobi

#ZAZENBOYS 

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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録③】
2019.4.27(Sat)
17:00~@BAN-ETSU(磐越) 
BAN-ETSUのステージは、東北の空と山の広大さをダイレクトに感じることが出来る解放的な創り。キャンプサイトも近くにあるので、テントを張っていたら寝転がって音楽も聴けるという贅沢も味わえます!

The Birthdayのスタート時間は、丁度ZAZEN BOYS@HATAHATA終了からの移動があり、1曲目となった「24時」開始時には残念ながら間に合いませんでしたが、ステージに近づくにつれ聴こえてくるチバさんの歌声に高まるテンション。The Birthdayライブ初体感です🎵

ぬかるむ地面を一歩ずつ踏み締めながらステージへと向かう耳へと響くのは、『悲しみはもう捨てていいよ』という言葉とメロディ:「青空」でした!
東北の広大な大地の上で、この曲が聴ける日が来るとは~✧ ( °∀° )/ ✧
残念ながらの曇り空でしたが、「明日はきっと青空だって言ってやるよ~♪」とチバさんも言ってました翌日・アラバキ二日目は快晴でした☀

また、BAN-ETSUのステージは、扇状で横長に広く、サイドには大きな液晶ディスプレイがあるから、かなり後方からでもステージ全体が良く見えます。特に、音響の拡がりが自然の中に溶け込むように感じることが出来る所も、アラバキ各ステージの立地と野外フェスならでは。

チバさん、キュウちゃん、ハルキさん、フジケンさんのFour Piecesが奏でるのは、常に変幻自在でエッジィなハードロックサウンド! 山中を伝播する求心力は、やはり半端無く観る側を圧倒させる強力なものがありました!!! 最新アルバム『VIVIAN KILLERS』の曲も多数あったセットリストは、「格好いい!」の一言だけでも充分に言葉が尽きる所ではありますが、此処は敢えて『チバさん観察記録(笑)』的に続けて参ります😆

途中、愛用のギターであるGretsch・TennesseeRoseを外して一旦スタンドに置く場面がありました。
黒のロングシャツを翻し、振り返るとポケットに両手を入れながら、不意に顎先を軽くあげる仕草。
眼前にさざめく観客エリアをゆっくりと一瞥するサングラス越しの瞳。

一瞬にして呼応する静寂の間。
固唾を飲むのように注がれる観客達の熱い視線の先には、その男・チバユウスケ

また、ドラムのキュウちゃんが公言している『The Birthdayは晴れバンドで、フェスは晴れたら9割成功する』に関連してのエピソードも。
キュウちゃんはMC内で、この日の天候不良を残念がったコメントをしましたが、その直後、ポケットに両手を入れて突っ立っているだけだったチバさんが、マイクスタンドに顔を近づけて「関係ないよなー」とニヤリ笑いながら一言。

強引でもなく、予定調和でもなく。
演出なのか素なのか、その境界線すら煙に巻く。
そんな些細な一挙手一投足ですら、目が離せない圧倒的な存在感。
チバユウスケのカリスマ足る所以を目の当たりにした瞬間でした。 

ラストまで畳み掛けるような怒涛のキラーチューンナンバーたちには、容赦なく心身共に高揚させられた気持ち良さで踊らされっぱなし!
特にラスト曲「DISKO」の破壊力、もう凄まじかったです! ! 

ARABAKI ROCK FEST.19  2019.4.27(Sat)
【Set List】

1.24時
2.青空
3.SAKURA
4.Red Eye
5.声
6.OH BABY!
7.DISKO

#TheBirthday 

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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録 EX.】
2019.4.27(Sat)
eastern youth
17:40~@HANAGASA(花笠)

The Birthday@BAN-ETSU終了後に移動したHANAGASAステージにてラストの2曲ほどでしたが、体感することができましたeastern youth

ギター・ベース・ドラムの3ピース体制で、硬質でエモーショナルなパンク・ロックという印象を受けたバンドでした。特にボーカル吉野さんの声、ネイキッドな鋭さがありました!
9月には17年ぶりに日比谷野音の舞台にも立つそうです😊


#eastern youth


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*【備忘録】ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)part.2に続く。



【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.2

ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④】

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2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019 
19:00~@HANAGASA(花笠) 
時代を超えて進化し続ける日本のロックンロールのレジェンドたちが、ここに集結。
ロックンロールサーカスのように1つのステージの中流れるようにゴキゲンに
アラバキの土曜日の夜を熱くします。
ヒリヒリとジワっと燃え上がるサタデーナイトロックンロールショー!

【メンバー】
池畑潤二(ROCK'N'ROLL GYPSIES/HEATWAVE
陣内孝則/澄田健/百々和宏穴井仁吉/ 田中元尚(TH eROCKERS
山口洋/細海魚(HEATWAVE
花田裕之/市川勝也(ROCK'N'ROLL GYPSIES)
仲井戸"CHABO"麗市/土屋公平/早川岳晴(From麗蘭)

ARABAKI ROCK FEST.19 公式サイトより転用


今年のアラバキ初参戦の最大目的でもありました「THE ARABAKI ROCKERS」いよいよです!
ロックンロールのレジェンドたちが集結、ひとつのステージでどんなショウが繰り広げられるのか!期待でもう胸が高鳴るばかりです~🤩 何せアラバキ会場に到着して最初に行ったのが、『HANAGASAステージの下見』という参戦メンバー4人組😂

HANAGASAステージは、アラバキ会場内で唯一の屋内ステージ。ステージにはバックスクリーンが設置されており、ビジュアリストの映像と音楽とのコラボが繰り広げられる鮮やかな祭りをイメージした世界観が特徴の創り。

HANAGASAステージでの「THE ARABAKI ROCKERS」スタート時間は19時ですが、会場内では早め早めの行動(笑)のおかげで、みんな各々良いポジションの確保が出来ました。

特に「THE ARABAKI ROCKERS」は、4つのバンドが出演予定のため、スタッフの方達の数とセッティング機材も大所帯!ドラムセットやギターアンプ、各人のギターetc.舞台の上にドンドンと運び込まれていく様を見ながらじっくり待機です。
(スタッフ皆さんの動きが、どこか某ド○フ全員集合を思い出させる…と感じたことは内緒🤫ですからね~)

 参加メンバーも大人数ですから、ギターアンプが5台、ドラムセットが2セットが運び込まれます。更に使用予定と思われる各種ギターや譜面台(!)も登場して、スタッフさん代理によるサウンドチェックが開始!
その様子を見つつ、先ずはみんなで「ギターアンプチェック」も開始ですww

何故かと言いますと、どの辺りにどのギタリストが位置取りするかに寄って、各人の推しを観やすいポジションの位置決めに必要だからです😆~
「公平さんのアンプ、あそこだ~」
「チャボさんのアンプ、こっち~」
「花田さんのアンプ、あれだわ~」 
~まあ、お目当ての方のアンプメーカーと形状は、バッチリ把握済の参戦メンバーですからww
(↑各人の推しがバレてる~😂) 

引き続き、「THE ARABAKI ROCKERS」の様子を出演順にレポートして参ります!!! 


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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―1】

(陣内孝則/澄田健/百々和宏穴井仁吉/ 田中元尚)

2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019 
19:00~@HANAGASA(花笠) 


黒いドラムセットを中心に、前列にはスタンドマイクが3本。両サイドにはツインギターが配置されて、真ん中には白いスタンドマイクがセットされた19:00少し前!

いよいよ始まるレジェンド達のロックショウ:「THE ARABAKI ROCKERS」のトップバッターとなったのは、ザ・ロッカーズ! 
颯爽とステージに現れた陣内さんの出で立ちは、真っ赤なスーツとサングラス !

そして、いきなり挨拶がわりに、聴き覚えのあるイントロとブルースハープ!オープニング曲はあの「セルナンバー8」ですよ、もう~🤩
高揚せずには居られないじゃないですか~! リアルタイムでロッカーズは体感しておりませんが、ロッカーズの存在を語るのには『爆裂都市』は外せない!
何気なく見ていた深夜放送映画の放送枠で知った『爆裂都市』でしたが、何もかもが衝撃的な映画でした。

抑えきれない衝動と破壊の匂いを纏った映像世界とバトル・ロッカーズの 「セルナンバー8」の曲が、アラバキのステージの中で『爆裂都市』の世界観を鮮明に蘇らせ、惹き付けた引力にはあがらえません。

1曲目を終えて直ぐに、「去年池畑に誘われて演ったのが気持ち良かったから(昨年は池畑さんオーガナイズのアラバキステージに、ソロで出演している陣内さん)、今年はバンドで来ました~」と話し出した陣内さん。
 また、先頃発売されたばかりの38年振りとなるロッカーズニューアルバム『Rock’n roll』を話題に出して、「ニューアルバム出したばかりで、今日も物販で持って来たから、個人的には100枚くらい買って帰って欲しい~ 」と観客を和ませる場面もww。

巧みなスピーチに笑いも折り込みながらのエンターテナー振りの陣内さん。
曲の始まりタイミングでは、曲タイトルを紹介してからの歌い出しという気配り。ですが、やはり曲が始まってしまえばシンガーとしての本領である観る者達を圧倒的に凌駕させるステージング。流石は「ロッカーズのヴォーカリスト」としての求心力を見せつけてきます。

それに応えるように「陣内~」・「ロッカーズ~」・「カッコイイぜ~」などの野太い声援が飛び交う盛り上がり。男性ファンが前方を取り囲む男祭り状態に~😎
映像等でしか知らなかった激しさ・衝動・危うさを孕んだ初期のロッカーズがベースにありながらも、格好良さがアップデートされた最新型ロッカーズが健在! 
澄田さん・百々さんの激しくビートを刻むツインギター
穴井さん・田中さんが支える力強いリズム隊の迫力(穴井さんのDOWN PICKERが最高!)が、ガンガン観客を煽っていきますー!

また、セットリストにはニューアルバム『Rock’n roll』からの三連続の新曲~ 「涙のモーターウェイ」の聴かせるスローバラードや十八番の「可愛いアノ娘」も! 
ラスト曲「ショック・ゲーム 」では、バックスクリーンに映像がコラボレーション。歌う陣内さんを中心にしたプロモーションムービーのような創りが、曲との一体感を更に演出し、盛り上がり最高潮に!!
最後まで、嵐のような疾風怒濤振りでステージを去っていったロッカーズ!観客のアンコール要求の声が止まないステージでした! 
初めて観たロッカーズなのに、 私の姿を見たお友達 :「エラい盛り上がっていて、ビックリした」と言われる始末でした! 
P.S. リーゼントヘアとサングラスというロッカーズ仕様の百々和宏(モモ)さんでしたが、最初誰だかわからなかったってこと、内緒🤫😂ですよ♪
(でも、澄田さんとのツインギター激しく格好良かったわ~🤩 )

2019.4.27(Sat)
【Set List】
1.セルナンバー8
2.非常戦をぶち破れ
3.三流の恋仇
4.恋のファンファーレ
5.糸島の太陽
7.可愛いアノ娘
8.ショック・ゲーム

#THeROCKERS

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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―2】

(山口洋池畑潤二/細海魚)

2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019 
19:00~@HANAGASA(花笠) 

THE ARABAKI ROCKERS:セカンドステージは、ヒートウェイブ 。ライブではこちらも初体感です。
ここからは池畑さんがラストステージまで出ずっぱりでして~。
個人的には嬉し過ぎる「池畑さん祭り」の始まりです!

池畑さん仕様の白いドラムセットがステージの中央に運び込まれて、 細海さんのハモンドオルガン、山口さんのGretsch・Country gentlemanのギターも登場。

昨年から、山口さん/池畑さん/細海さんのトリオ編成になったそうです。
昨年のトリオ編成になって直ぐのツアーでは、発売前の新曲ばかりのセットリストで行われたそうです!また、それはすべて池畑さんがオーガナイズしたものだったという情報を知ってから、以前にも増して気になりだしたHEATWAVE

オープニングから、ジャムセッション風(曲名が解らずすみません…)で、続く曲たちもゆったりとした大人モードが醸し出される渋さ🤩

緩やかな風と雨に濡れた土。
透き通った水の流れと柔らかな太陽の光。
すべてを慈しむような温もり。
様々な想いを音楽に込めて、東北の大地に届けに来た旅人達。
そんなイメージを感じて、引き込まれてしまいました。

この日気づいたエピソードをひとつ。

山口さんが2曲目の演奏を始めてしばらくした時、少し俯き加減だった顔を不意にあげて、右手人差し指を小さくギターに向かって指差しました。 
丁度私がいた場所から、左斜め位置にいらした山口さんの対角線上にはスタッフさんが一人立っていて、合図を送っていたようでして。
・右手人差し指を小さくギターに向かって指差し→ (ギター)
・右手を下から上へ小さくカモンの仕草→(音量、少し上げて)
・チラッとスタッフさんを見つめる山口さん→( PAサイドに合図するスタッフさん)
・音量確認後、右手親指を小さく立てる→(OK!Good👍)
・優しく満足気に笑う山口さんの顔→(ありがとう😊) 
要望通りの指示を汲み取ってPAサイドに伝えるスタッフも素晴らしいけれど、感謝の気持ちをきちんと本番時にも関わらず表現する方なんだな~と。ちょっと目尻がクシャとした笑顔も、可愛いかったです。

山口さん:「いま新しいアルバムを作っていて…新曲があるからやってみてもいい?」と語りました。
観客エリアからは勿論拍手で答えます。聴きたいですからね~😊
「タイトルは、コンプライアンスww……ここ笑う所だから~」と一人突っ込みのお茶目さの後に、改めてもう一度こう告げました。
「タイトルはね、『FREEDOM』~」
バックスクリーンではコラボレーション映像として、映画の『イージーライダー』 や『さらば青春の光』 のワンシーン!! タイトル通り、心のままに赴くままに、そんな颯爽とした疾走感を思わせる曲。

ギター・ドラムス・キーボード。
最少の編成で最強の揺るぎなきトリニティサウンドがそこにはありました。

山口さん:「今日はありがとう……」
小さく御礼の言葉を口にした後、淡いイエロー色のピンスポットライトが、山口さんを照らし出す。
ぼんやりと丸く包み込まれて広がる輪の輝き。

ああ、あの曲が聴けるんだと直感しました。

解き放て 生命で笑え 満月の夕

この曲を初めて聴いた時、あの日の朝のことを思い出さずにはいられなかった。

眠りを破って突き刺すような低い音がしたこと。
飛び起きて、カーテンを閉め忘れていた窓を不意に見やったこと。
窓の外には、木蓮の木に咲くクリーム色の花と長い枝が揺れていたこと。
いつまでも小刻みに揺れ続けている花が怖いと思ってしまったこと。
何故なんだろうと朧げに考えながら、それでも花を見つめ続けていたこと。

解き放て 生命で笑え 満月の夕

静寂の光の中に現れたのは、研ぎ澄まされた言葉とメロディ。

そして、この曲をこのアラバキのステージで、この東北の大地で聴けたこと、 
生涯忘れないでいたいと思っている……。 



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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―3】

ROCK'N'ROLL GYPSIES
(花田裕之池畑潤二/市川勝也)

2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019 
19:00~@HANAGASA(花笠) 

THE ARABAKI ROCKERS:サードステージは、ロックンロールジプシーズです!
図らずも前日のジプシーズ@福島ライブから追いかけるように宮城へ北上する形となりました(笑)ので、個人的にも『東北遠征シリーズ(笑)』二日目in仙台です😆 。

今回のアラバキでのジプシーズ、下山淳さんが体調不良にて療養中のため(花田さん曰く:「有給休暇中」だそうですww)、アラバキ参加が最終的にどうなるのかと心配もしていましたが、過去にも幾多の試練を乗り越えて来ているメンバーの皆さん😤アラバキにも、花田さん/池畑さん/市川さんトリオ編成でのライブを英断してくれましたことに大感謝です! 
池畑さん仕様の白いドラムセットは、ヒートウェイブ時より更に中央寄りに設置。トリオ編成用のやや扇形になるように、向かって右側に花田さんのGibson・ES-335レッドカラーのギターが登場。左手側に市川さんのジャズベースも運び込まれただけで既に胸熱に。

インストナンバー:「BUMBLE BEE TWIST」トリオ編成バージョンのオープニング後、「今日は3人でお願いします…」と、静かに語った花田さん。前日の福島では、「明日アラバキなんですけど、…寒いよね?」と観客に問いかけていたにも関わらず、花田さんはやっぱり白いシャツ1枚で登場😂(近年最も極寒だったと言われる2013年アラバキの時すら花田さんは薄い柄シャツ1枚、池畑さんに至っては半袖Tシャツだったそうです😫から、予想はしておりましたが)

池畑さん・市川さん始め、他のバンドメンバーやスタッフさん、そして冬装備の観客を含めたHANAGASAステージにいる人達の中で、一番の軽装振り😂

そんな花田さんですが、常にクールでニヒルなイメージがある方も多いのでは?(歌唱方法も独特なので)
個人的見解で恐縮ですが、私には『静寂を纏う焰』のイメージがあります。
九州男児らしい(シナロケ・鮎川誠さんが以前、愛妻・シーナさんが花田さんについて『花田は北九州の男そのもの』と言っていたと話された事があります。流石はシーナ姐さん🤩)
無口でぶっきらぼうな表面に、秘めた情熱を包み隠している。そんな所も魅力のひとつでありますけれど(//∇//) 。

この日は、MCは最初の挨拶と最後のメンバー紹介のみでしたが、演奏にかなり集中されたパフォーマンスで、一層研ぎ澄まされた印象が強かったです!

ルースターズのカバーでも馴染みの 「MONA」に続いて、Dr.Feelgoodのカバー:「SHE DOES IT RIGHT」が。ジプシーズの新曲?!と感じてしまう程の格好良さ🤩

更に続くのは、ジプシーズライブではお馴染み「TRUCKIN' 」~「風の跡」の強力なハードロックなラインナップ。
市川さんのベース先導で始まるヘビーチューンナンバー:「只の夢」~池畑さん作詞作曲の「危険な日常」 へと続く怒涛の渋カッコいいロックンロール。

軽快でダンサブルなラスト曲:「Lucky Love」では、コラボレーション映像としてミラーボールが煌めくダンスホールの映像がバックスクリーンに。花田さん、池畑さん、市川さんがまるでホール内で演奏しているかのように、映像が重なり合う演出も。

通常の花田さん・下山さんのツインギター・ジプシーズとは趣きの違うギター1本の制約があったトリオ編成でしたが、その分『ギタリスト・花田裕之』を十二分に堪能出来たセットリストや各々のプレイにも更に磨きがかかっている印象がありました。トリオ編成を経て、下山さん復帰後のジプシーズ更なる進化の布石を再確信できた圧巻のステージでした。

下山さんの万全の体調回復と復帰も遠くないと思っておりますので、次回はきっとFour Piecesでのジプシーズライブが体感出来ること、楽しみに待っております。

2019.4.27(Sat)  ARABAKI ROCK FEST.19 
ROCK'N'ROLL GYPSIES 
【Set List】
1.BUMBLE BEE TWIST 
3.SHE DOES IT RIGHT
4.TRUCKIN' 
5.風の跡 
6.只の夢 
7.危険な日常
8.Lucky Love

最後に【アラバキ・4月27日花田さん語録】
*「今日は3人でお願いします…」
*「ドラム・池畑潤二、ベース・市川拓也、 ジプシーズでした…」
 
#ROCKNROLLGYPSIES

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ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―4】 .

仲井戸"CHABO"麗市/土屋公平/早川岳晴(From麗蘭)/池畑潤二  スペシャルユニット 
2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019 
19:00~@HANAGASA(花笠) 

THE ARABAKI ROCKERS:フォースステージは、『仲井戸"CHABO"麗市/土屋公平/早川岳晴(From麗蘭)/池畑潤二スペシャルユニットです! 
麗蘭メンバーの3人に、ドラムは池畑さんというコラボ!仲井戸麗市×土屋公平×早川岳晴×池畑潤二の方程式に気づいた方に先ずは拍手👏
こんな貴重なユニットが観られるのも、やはりフェスだからこそ。

池畑さん仕様の白いドラムセットは、ジプシーズ時と同様にそのまま中央へ配置、向かって左手側前方に、チャボさんのギターと譜面台が登場。早川さんは池畑さん寄りだけど、チャボさん斜め後ろとなる麗蘭での定位置に。右手側前方には、公平さんのギターと譜面台、少し奥に予備のギターが数本。(サウンドチェックではクリーム色のSGが登場したので、今日のメインギターはこちら)

乗っけからチャボさんが、めちゃめちゃ御機嫌でして、ご愛用の帽子に白い花が何本か挿してあって、揺れ具合でウキウキしているのがわかりました!そんな可愛い68歳ギタリストの御姿に、寒さも忘れてほっこり😆

公平さんはというと、今回もバンマスらしく落ち着いた安定感と、バンドと会場全体を把握して包み込むような視線を感じるクレバーな印象。そんな男前な雰囲気が、もみあげの長さと共に今日も素敵~🤩
早川さんは相変わらず飄々とした渋さ&池畑さんは相変わらずダンディな渋さ。(何ですか、この渋過ぎリズム隊~)

チャボさん、今年のアラバキを特に楽しみにされていたらしく、『俺も歳だし、寒いからさ~アラバキもう無理かな~って思ってたけど、やっぱり楽しいからさ~』とのコメント(行間の~に嬉しさが漂ってました)

スタートは 「ミッドナイト・ブギ」から。軽快なブギーのリズムが広がってゆく観客エリアは、出だしから盛り上がりまくり。
そんなチャボさんのこの日のボーカルとギターは、伸びやかに良く通る声と冴え渡るギターの音色が秀逸でした!(個人的には、年末の磔磔と甲乙つけ難い程) 
続く「ハッスル」からは更にヒートアップ! 公平さんのギターソロは、特に気合いの入った格好良さで、私の隣りの女性からの熱~い感嘆の吐息と視線を浴びまくっていた公平さんでした! 
そして、私はライブ初聴きとなりまして、特に印象深く残ったのは、「あこがれのSouthern Man 」。
アメリカ南部への憧れを描いた曲を、日本の北の大地で聴く絶妙さ(笑)。そんなセレクトがまた麗蘭らしくてナイスバランス👍

ニゾン風に響くチャボさん・公平さんのギターの掛け合いや早川さんの渋いベースライン、池畑さんが叩くブルージィなドラム音が相乗した多彩なサウンド
MIXでは無く、JOINして響き合う。
(上手く自分で表現出来ないのが悔しい😂)
麗蘭のようでいて、麗蘭ではないひと味違う格好良さに痺れました。

チャボさん『俺は今年69になるけど~』と話し出して、『俺は、これからも俺の道を歩んで行きたいよ~』 ・ 『そんなシナトラの曲やるよー』と奏で始めたラスト曲は「My Way」。
勿論、チャボさんバージョンですから、しんみりになることなんて無く、前向きの意志を表現した訳詞ですよ~!!(チャボさんの詩人としてのセンス、本当に素晴らしいです)

なお、後述のセットリストを見て頂くとわかりますが、実はこのスペシャルユニット、4曲しか演っていないのです😆

それぞれ1曲1曲にアドリブやアレンジが随所に加えられていて、普段の1曲スパンより長尺となっていました。
とはいえ、単に長くなったのだけでは無く、全体的にゆったりとした曲調でも、ブギーやソウル、ブルースといった沢山の愛すべき音楽たちの醍醐味を届け、楽しませるという明確な意思を持ったサウンドだったのではと。

身体とリズムの一体感や五感すべてで楽しんだ時間は、惜しむ間もなく充実感に満たされましたから!! そして、これだけで「THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW」が、終わる筈などございません!!
最後までお楽しみに~展開に続きました、皆様ww 😆

 
2019.4.27(Sat) 
仲井戸"CHABO"麗市/土屋公平/早川岳晴(From麗蘭)/池畑潤二  スペシャルユニット

【Set List】
 
1.ミッドナイト・ブギ
2.HUSTLE
3.あこがれのSouthern Man
4.My Way


#仲井戸"CHABO"麗市/土屋公平/早川岳晴(From麗蘭)/池畑潤二  スペシャルユニット

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【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.3へ続く。

【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.3

ARABAKI ROCK FEST.19
参戦備忘録④―Final】 

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チャボ・アラバキスペシャル・バンド
(仲井戸麗市土屋公平/早川岳晴/池畑潤二/細海魚)
*Session Member

2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019 
19:00~@HANAGASA(花笠) 


そして、「THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW」のラストステージは、『チャボ・アラバキスペシャル・バンド 』です! 
麗蘭スペシャルユニットのステージに、細海さんのハモンドオルガン等が追加配置され、麗蘭スペシャルユニット+細海魚さんが加わることに。
更に更に!ギターアンプが2台とギター2本、譜面台2台が運び込まれて、(花田さんのGibson・ES-335と山口さんのGretsch・Country gentleman!)チャボさんと公平さんの間の前列に配置。『最後には全員でセッション有りなのかしら~?!』と、否が応でも昂ってきます!!

改めて、ステージには『チャボ・アラバキスペシャル・バンド 』となって再登場するチャボさん、公平さん 、早川さん、池畑さん、細海さん。 
そこに、麗蘭恒例:『残業するよ~』のチャボさんの一声(笑)からスタート。

そして、今回のアラバキステージのタイトルでもあった「THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019」について少し説明が。
サタデーナイト・ロックンロールショウのラストステージでは、キイワードでもある【1969年】をテーマに選んでセッションしようと決めたのだそう。

『1969年って言えば、このロックンロールの祭典を忘れちゃいけない』ということで、今年で開催から50周年を迎えた「Woodstock Festival」に因んだ選曲で THE ARABAKI ROCKERSを締めくくります。 


先ずは、『チャボ・アラバキスペシャル・バンド 』のメンバーで、Joni Mitchelの『Woodstock』のカバーから。

同時にバックスクリーンでは、画家・奈良美智さんとのコラボ:「ライブドローイング」が映像として写し出されました。曲の流れに合わせて、会場内で奈良さんが描かれているので、臨場感が半端なかったです。

原曲は女性ボーカルですが、チャボさんのボーカルも格好良かった! ホントにチャボさんの声って心地良いな~。歌っている時も勿論素敵ですが、話をしている時の声のトーンと響き!誰にでもわかりやすい言葉遣いで、小難しいこと言って濁さない語りの上手さ、他のミュージシャンへの配慮やナチュラルな盛り上げ方等、思慮深い人柄を改めて感じました。


チャボさん『折角だから、セッションしようぜ~』と高らかに宣言。早速呼び出したセッションメンバーは、花田さんでした。
『ROCK’N’ROLL GYPSY、立ってるだけでカッコいい男、 花田裕之~』と紹介されて花田さんが登場。花田さんはというと、長身を少し折りながら、滅多な事では拝めない非常に照れた表情でして、チャボさん大好きなんだな~って( ´艸`)。
続けざま、チャボさんに『(ジプシーズ出演が終わって)帰らないでいてくれて、よかったぁ~』と言われて、更に苦笑いしていてもう~(๑´ㅂ`๑)。
(どんだけ終わったらすぐ帰る人と認識されているのですか、花田さんww)

チャボさんに呼ばれてからの花田さん、チャボさんと公平さんの間(マイクは公平さん寄りのポジション)でもう嬉しそうにギター抱えていて、ほっこり(๑´ㅂ`๑)♡
セッションは何の曲だろうと考える間もなく、流れてきたイントロで気づいた瞬間、 (灬º 艸º灬)…って思わず、口を押さえて聴き入ってしまいました。

なんと、Neil Young の「Cinnamon Girl 」! 花田さんソロやジプシーズでも演奏されることが稀なカバーナンバーでして、アラバキで初体感できるなんて~🤩(1994年の真冬の有明:ONE NIGHT HEAVENでの演奏がすぐさま蘇りました~)
更に、隣りにいる公平さんが下山さんが弾くパートを担当していたみたいでして、またまた胸熱に~。 


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花田さんは一度退場しまして、次のセッションメンバーに呼ばれたのは山口さんです。

颯爽とした姿で登場してきて、ポジションはチャボさんのすぐ隣に。
やはり山口さんもめちゃめちゃ笑顔(o^∀^o)、チャボさんに呼ばれたのが嬉しくて仕方ない感じに見えましたww。

セッション曲は、The Velvet Undergroundの「Some Kind of Love」です。
この日のアラバキの天候と女心を重ねたみたいな「お天気次第で、状況なんて変わるのよ」なんて歌詞もあったりで、何となくタイムリー。😆
そして、時折チャボさんの方を見つめながら歌ってたり、弾いたりしている山口さんがとても幸せそうでした!
(チャボさん、花田さん・山口さん二人からモテモテ過ぎて😆羨ましいくらいww)


オールラストは、フルメンバーでスペシャルセッション🤩
Creedence Clearwater Revival(CCR)の「Who’ll Stop the Rain」を。 
この曲は、チャボさんが訳詞を書いていて、それをチャボさん・山口さん・ 花田さんとパート分けしてボーカルを取る形で披露されました!(山口さん・ 花田さんの前に置かれた譜面台に納得の瞬間でした😆)

「何時になったら晴れるのだろう」という原曲歌詞の気持ちが、アラバキ当日の不安定な天気とも何故かリンクしていましたが、 チャボさん・山口さん・ 花田さんと繋いでゆく歌詞やバンドメンバーとのハーモニーは、今年のアラバキ一夜限りの得がたい感動の一つになって、雨や寒さも忘れる勢い!

チャボさん・山口さん・ 花田さん各々の個性が際立ちつつも、 チャボ・アラバキスペシャル・バンドとしての一体感が素晴らしいラスト曲となりました。
まさにサタデーナイト・ロックンロールショウの醍醐味だったかと。 
そして、演奏終了後、観客からの惜しみない拍手に応えるように、メンバー全員が自然に手を繋いでお辞儀の後、手を頭上に掲げる仕草が~! ( ´艸`)

最後は、チャボさんが先導して一人一人グータッチ。お互いの健闘を讃え合う姿と笑顔が披露されました。

笑顔のチャボさん。
笑顔の公平さん。
笑顔の花田さん。
(灬º 艸º灬) ♡♡♡♡♡♡♡♡

(絵文字まんまの私ww)

思い切って今年アラバキに来て良かった~と心底感じた瞬間でした。

ライブというワンナイトスタンド・一期一会の中でたくさんの奇跡に出会ったこと。
聴いてきた音楽を改めて好きになったこと。
新しい音楽との出会いがあったこと。
その先へと続く軌跡を感じたこと。

幾多の様々な想いを、
東北の大地で感じることが出来た忘れられない一日になりました。
そして、一緒に参戦してくれたみんなの優しさと思いやり、心遣いに大感謝ばかりのアラバキ遠征でした~!!!



チャボ・アラバキスペシャル・バンド
(仲井戸麗市土屋公平/早川岳晴/池畑潤二/細海魚)
*Session Member
チャボ・アラバキスペシャル・バンド
【Set List】
1.Woodstock
2.Cinnamon Girl(with 花田裕之)
3.Some Kind of Love(with 山口洋)
4.Who’ll Stop the Rain (All Members) 


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