【備忘録】 ROCK'N'ROLL GYPSIES Going Going Gone ~Summer Tour~ ■東名阪CLUB QUATTRO■
【備忘録】
ROCK'N'ROLL GYPSIES
Going Going Gone
~Summer Tour~
■東名阪CLUB QUATTROツアーの参戦・
総括備忘録として■
【東名阪CLUB QUATTRO開催日程】
■2019.8.16(Fri) in
梅田クラブクアトロ
■2019.8.17(Sat) in
名古屋クラブクアトロ
■2019.08.30 (Fri) in
渋谷CLUB QUATTRO
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~ 肩越しに重なり合うもの~
対照的であり、そして相補的である。
そんなギタリスト二人の少しだけ距離を置いた立ち位置。
ステージ上では視線を合わせることはあまり無く、言葉なども必要としない。
そんな関係性の中には、目に見えない異種の磁極に働く引き合う力が介在する。
互いに引き合い結合して生み出される相乗的な磁力がそこにはあった。
その磁力は強固な二人が支える地盤の上で、更に強力に相乗して唸りをあげる。
火のように
水のように
風のように
土のように
寡黙なGYPSYたちが
ギターを
ドラムを
ベースを奏打する時、
饒舌なROCK'N'ROLLが溢れ出し、
フロア中を隙間無く埋め尽くす。
強大で多彩な響きが押し寄せ、
揺るぎない調和が幾重もの波動になる。
欠ける事の無い4つの音色は、
彼等が 『ROCK'N'ROLL GYPSIES』であり続ける意味を証明するかのように、空間を、観客達を震撼し続けた。
静寂と興奮
冷静と情熱
緊張と期待
悲哀と歓喜
邂逅と必然
そのすべてを凌駕した三つの夜。
4人のGYPSYが揃ったリアルを体感する事が出来た三つの 夜。
ROCK'N'ROLL GYPSIES is here.
始まったのは此処から。
だから、まだ終わることは出来ない。
探し求めるのは過去の悲哀ではなく、
失なわれてはいない未来の歓喜の鼓動なのだから。
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#ROCKNROLLGYPSIES
#花田裕之
#下山淳
#池畑潤二
#市川勝也
#ロックンロールジプシーズ
#GoingGoingGone
#SummerTour
#渋谷クラブクアトロ
#名古屋クラブクアトロ
#梅田クラブクアトロ
#CLUBQUATTRO
#NewDirection2019
#Rock
@rocknroll_gypsies_official
■なお、写真はYukari Morishita様 (@morisse )がBig Mouth Web Magazine様へ御提供されたものより拝借させて頂きました。
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ROCK'N'ROLL GYPSIES is here.
What began from here.
Therefore it may not be yet over.
Because it is beating of the future delight that is not lost not the past sorrow to look.
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【備忘録】 土屋公平 「"Struck a Blue Guitar" TOUR2019」☆ 2019.7.20(Sat) in 名古屋TOKUZO
【備忘録】
土屋公平 「"Struck a Blue Guitar" TOUR2019」☆
2019.7.20(Sat) in 名古屋TOKUZO
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*アルバムタイトルツアー中なので、セットリストには触れずに少し当日の所感などを。
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大変遅くなってしまいましたが、 公平さんソロライブ 「"Struck a Blue Guitar" TOUR2019」所感レポートで御座います😂
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公平さんソロライブは初めての参戦でした。昨年の「JOY―POPS」・「麗蘭」と久しぶりに公平さんのギタープレイを体感してから、今年はまだ公平さんFCの新年会とアラバキのみ😆
そんな折、公平さんソロライブツアーの地元開催有りとの吉報が!しかも公平さんお気に入りのハコとの噂がある名古屋・TOKUZOが会場ならば行かない訳には!
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アルバムタイトルツアーという事もあり、最新アルバム:『Struck a Blue Guitar』から全曲披露は勿論、既発アルバムからも多数の曲が披露されまして、 特に最新アルバム:『Struck a Blue Guitar』 は公平さん御自身が『ツアーがやりたくて作ったアルバム』と断言されるのも大納得!
今回は、麗蘭からの盟友で信頼厚いドラマー・Jah-Rah(ジャラ坊)さん、 若き才能に公平さんが絶賛するベーシスト・多田尚人(尚ティー)さんとのトリオ編成🤩
このトリオ編成というのが、今ツアーの醍醐味の一つ!トリオ編成でなくては味わえない各々の個性と音を織り込んだ相乗と一体感が印象的。
何よりもツアーを楽しんでいらしている公平さん御自身をはじめ、メンバー間の信頼関係が滲み出るステージではなかったかと!
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また、気さくな雰囲気で観客を盛り上げて下さる公平さんのトークと笑顔☺にも感動!
初めての参戦で緊張気味だった私でしたが、本編ラスト近くには思わず椅子から立ち上がって踊り出す始末🤭✨
(斜め後ろ席にいらした初対面のお姉様とアイコンタクトしながら、一斉に踊り出す二人でした🙌後日、一緒に参戦したお友達に『めっちゃ踊ってた(笑)』と言われる事に~)
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そして、大変幸運な事に、超至近距離で公平さんの熱いギタープレイを拝見させて頂きました。
公平さんのギターコードを押さえる運指やカッティングの冴え渡る美しさと多彩な音色を堪能致しました🤩。
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灼熱のBoogie
情熱的なFunk
清冽なBallad
そして、脚を踏み鳴らし、
ギターネックを揺さぶり、
時に感情に任せるように掻き鳴らす激しいギタープレイから、青い焔が爆ぜて立ち昇るようなBlues。
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そのギタープレイの一挙手一投足に、会場に詰めかけた私達ファンは勿論、 そんな妖しい姿を見せつけられてしまったら、真夜中の十字路で待ち伏せを企む悪魔も瞠目して魅入られてしまうに違いないと確信致しました~(( *´ `)"♡♡。
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下北沢での10月4日の公平さんバースデーライブも決定し、ツアーもいよいよ後半戦。残念ながら、仕事の都合にてバースデーライブには参戦出来ない私ですが😂、更なる高みへの進化を遂げる公平さんのギタープレイ、ツアー後半戦とバースデーライブで目撃者になって頂けたら嬉しいです!
アルバムツアー&バースデーライブのレポート、是非ともお待ちしております~( ̄^ ̄)ゞ
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#土屋公平
#JAHRAH
#多田尚人
#Struck_a_Blue_Guitar
#Tour2019
#名古屋TOKUZO
2019.6.30(Sun)村越 弘明 TOUR 2019 “Awesome!”ツアーファイナル
村越弘明 TOUR 2019 “Awesome!”
2019.6.30(Sun) in 下北沢GARDEN
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ほんの一時間足らずの午睡の中で、
視界に広がるのは蒼く深い海の底。
これは、あの日の夢の続きだろうか。
シャバアーサナのような格好で、背面から脱力して海中に身体が揺蕩う。
海中なのに、肺呼吸は出来ている。
そして、何故か目は閉じたままだった。
瞼の裏側から光を感じるのは、浅い眠りだからなのか。
それとも、第二の瞼が開いているからなのか。
網膜には写し鏡のように、海中の景色がはっきりと写っていた。
青い蒼い碧い色。
ただゝ静謐で無音の波間。
時を忘れて心地よい浮遊感に浸る。
不意に我が身に近づいてくるのは、悠然と海遊する魚の気配。
それは、人の身丈程の細長いバラクーダのようで。
その姿を確認したくて、ゆっくりと手を伸ばした瞬間、蒼く深い海の中から目が覚めた。
*
あの日からもう一ヶ月も経過しているのに、記憶は相変わらず鮮明過ぎて。
言葉では語り尽くせないから、叶うならば電脳化(笑) したいくらいだ。
病欠で急遽欠席した地元ライブのリベンジ。
地元ライブの欠席になる旨お伝えした皆さんからは、沢山のお見舞いや励ましの言葉・優しいお気遣いを頂いた。感謝してもしきれない。
同時にその人のライブは、ツアータイトル通りと感嘆する多くの声に励まされる。そして、更なる進化が早く観たくて観たくて待ち焦がれた。
当日は生憎の雨だったけれど、昨年のJOY-POPS公演以降、御縁を頂いたお友達と合流。逸る気持ちを抑えながら、梅雨入りして間も無い湿気とそれを凌駕する程の熱気を帯びた階段を降りて行く。
楽器と機材が置かれたステージは、薄く靄がかかった青白いライティング。
スタンディングの観客エリアも、青みがかったライトに照らされていたからか、地下二階のライブハウスは、深海の底に辿り着いたような印象だった。
ほぼ定刻通りのスタート。
ツアーファイナル前の数公演で、少しハリーの喉の調子を心配するファンの声が挙がっていたが、オープニングからの圧倒的なヴォーカルに、多少の不安材料など瞬時に消滅する。
今年三月から始まったツアーは、一月のバースデーライブのバンドサウンドの好感触を引き連れてスタートした。
30年来の盟友・ジェームスさん&ズズさん、ツインギターでのツアーパートナーだったジミーさんを「バンドメンバー」として、ハリーとタッグを組んだFOUR PIECESスタイル。
一月のバースデーライブ以来、耳にしたバンドサウンドは、力強さが更に増していたように思えた。
それは、ツアーファイナルまでの各地公演の中で、更に深まっていった手応えそのもの。各地で参戦した者たちはみな、その都度彼らの進化の過程を目撃し、体感してきたに違いないと断言出来る。
唸りをあげて押し寄せてくるのは、
揺るぎない4つの音たち。
それは誰にも止められやしないし、
逃れられやしない。
勿論、止める気も逃げる気も、さらさら無い。
この音たちに否応なしに身を任せ、浮遊する為に。
大きな声でその名前を呼び、両手を掲げて踊る為に。
自ら望んでこの波間に立っているのだから。
オープニングから、終盤に演奏しても遜色無いソロナンバーから4曲。そして、レゲエナンバー「King Bee Buzzin’ 」へと。
バースデーライブを踏襲しつつも、深みが加わった印象で、ソロナンバーとスライダーズナンバーの見事なまでのバランス感覚が秀逸。そして、バンドサウンドの凄味を目の当たりにしたセットリストだった。
個人的に圧倒されたのは前半中盤。
「PACE MAKER」から続く3曲の中で繰り出された碧くて深い心象風景だ。
「鬼かますに天狗風」では、ハリー一人に青みが強いピンスポットが終始当てられたステージに、紡がれる言葉たちと音色。
歌うその姿は勇壮で威風堂々、海遊するグレードバラクーダそのもの。
眩しい青の海の世界から水面に顔を出し、眼前に広がってきたのは静寂の夕景。
まろやかに海へと浸食するのは、光り輝くカーマインレッドとイエローゴールドの色。 深く呼吸するように耳に届いたのは、「落陽」 だった。
ハリーがこの曲を二十歳前後で創造していたことを知った時、私は愕然とし、呆然とした。
これ程の悲哀の感情と対比的な残光。
残光は、まるでPandoraの箱に最後に残ったものと同じ輝きを放つようで。
そんな想い出が記憶から引き出されたのと同時に、両眼からは思わず涙が溢れ出てしまった。
静けさから一転して、「China Doll」からの一気に深まるGroovyさと華やぎのサウンド。
「パラダイス」では『奇跡が起こる所さ~』の箇所で、足元を指差しでこのステージだと嬉しいアピールも。
会場内が一体化する「Angel Duster」~「ありったけのコイン」。
本編ラストに向けて迫力の「RUN SILENT RUN DEEP」~「Respectable Performer」~「無頼白痴」~「On The Road Again 」。
どこを切り取っても、完膚なきまでの波動。
怒涛のロックンロールの応酬は終わらない。
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『今日は熱いぜ、yeah!』
ハリーの熱い一言だけで、更にヒートアップする会場には、噂に聞いたハリーの透明ギターが登場!
ゆっくりと腰を落としながら、響くギターのリフは「Toa-Lit-Tone (踊ろよベイビー) 」だ。
瞠目し、声を挙げ、両手を掲げ、踊る為だけに。
「SLIDER」~「TOKYO JUNK」 。
ただそれだけの感覚器官になればいい。そう全身が叫び続ける。
オールラストは、「So Heavy 」。
一夜の約束を惜しむ私達へと、アンコールは二度用意されていたサプライズ。
ダブルアンコールが終わっても、客席エリアからの歓声と拍手は止むことを知らない。
まさにAwesome!
疾風怒濤、熱く激しい一夜だった。
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終演後、サイン会に参加させて頂いた。
あれ程見事なステージ後なのに、疲労感もほとんど見せない姿。
そして、充実しきった穏やかで静かな表情のハリーだった。
ほんの僅かな時間と数十センチの距離感。
サインをされている俯き加減の頭上から、失礼かなと思いつつ、今日のライブで披露された曲についての感想と選曲してもらった事への感謝の意を伝えた。
すると、サインの最中俯きながら、まさかの質問返しの言葉が。
まさか質問返しされるとは想像すらしておらず、驚愕に固まりながらも、何とか答え返す。赤面する程の震える声と拙い言葉だったと思う。
すると、サインを終えて顔を上げながら、フッと笑って『ありがとう』と手を差し伸べてくれた。
(号泣寸止め必死でした.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚)
次の約束は何時なんて
気軽に答えてはくれなかったけれど、
その手の温もりと微笑みは
何より変え難い約束の証。
いまはそれだけで充分な幸福を味わった。
あの日の夢の続きが、
私の中にある心象風景そのものならば、
その風景にそっと名前を付けてみようか。
今はまだ朧気で、自らの言葉では紡げない。
だから、ハリーの曲のタイトルから拝借したいと思う。
~「Still Crazy」と… 。
■村越弘明 TOUR 2019 “Awesome!”
2019.6.30(Sun) in 下北沢GARDEN
【Set List】
三白眼の油売り
Still Crazy
狼煙
MAKE UP YOUR MIND
King Bee Buzzin’
one day
PACE MAKER
鬼かますに天狗風
落陽
China Doll
無題
パラダイス
Angel Duster
ありったけのコイン
RUN SILENT RUN DEEP
Respectable Performer
無頼白痴
On The Road Again
[Enc.1]
Toa-Lit-Tone (踊ろよベイビー)
SLIDER
TOKYO JUNK
[Enc.2]
So Heavy
*
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■追伸■
当日は撮影クルーと機材が入っておりました!
映像化の吉報とハリーさんの次なるスケジュールの告知、謹んでお待ち申し上げております!
公式さま、出来ましたら早目に何卒よろしくお願い致します_(_^_)_。
♥Special Thanks! Yさん&Mさん♥
band HANADA 2019.6.21(Fri) in 横浜THUMBS UP
band HANADA
2019.6.21(Fri) in 横浜THUMBS UP
* band HANADA 、初参戦時の備忘録は平素より長目の所感でございます (笑)
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梅雨時期の狭間に訪れた晴天の日、昼間の暑さが一転して、夜風が身体をゆるりと包む黄昏時の港町・横浜。
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梅雨時期の影響なのか、 横浜駅に降り立てば、ほのかな潮の香りが漂う宵の口。
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夜半過ぎには夏至を迎える週末の6月21日、前日59歳の誕生日を迎えられたばかりの花田さんをお祝いすべく【band HANADA】のライブ行って参りました🤩
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実はband HANADAは初。
4月のアラバキ以来(約2ヶ月も経過していたとは💦)の遠征。
そして、花田さん誕生日翌日です!
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そんな浜風吹く夜の匂いとシチュエーションが、いつも以上に特別な予感と胸の高鳴りを伴って会場に向かう脚取りも早くなってしまいました😌
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横浜THUMBS UPも初めてだったので、とりあえず開場前に下見へと。
(思ったよりも駅近過ぎて、うっかり一時間前に到着ww)
おもいがけず、リハーサルのタイミングにも遭遇しちゃいました🤩
(会場入口付近からリハ音堪能~)
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会場の横浜THUMBS UPは、複数の段差があるフロアにテーブル席が並ぶカジュアルダイナーなので、お酒や食事も摂りながらライブが楽しめる贅沢さ。
また、「どの位置から見ても演者さんがよく見えるし、安定した音響で聴けるよ~👍」とオススメされていた場内レイアウトに、入場してからの位置取りに一瞬迷ってしまう程でした。
…とはいえ、やはり初めてのバン花体感。バン花スタイルでの花田さんのギタープレイを間近で拝見したくて、花田さん寄りの中央前方を選択しちゃいましたww。
久しぶりの着席スタイルのライブということもあり、軽くアルコールも投入しつつまったり待機致しますww😆
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定刻より少し遅れてメンバー全員が、下手側のテーブルの間を歩いて登場です。(今日の花田さん、黒いシャツ・黒いパンツ・黒いブーツのシックな装いで艶っぽさ倍増🤩ww)
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オープニングは、夜半過ぎの淡い揺らぎのようなミディアムテンポのカバー曲・クラプトンの「After Midnight」。しっとりと続くのは、 花田さんソロからの 「Last Train」~ニール・ヤングのカバー曲「Don't Cry No Tears」 というほのかな寂しさと柔らかな温もりを帯びた選曲。
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花田さんは、いつも通り (勿論良き意味での)ラフに枯れた憂いの歌声。本日のメインギターであるGibson・ES-335ウォールナットカラーの音色は、ギターソロも含めてソリッドでいながら、ジプシーズよりもどこか甘やかな響きの印象。
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そして、バンド全体で奏でられるのは、アダルトな夜の匂いを纏って醸し出されるブルージィなサウンドでした。
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この日の演奏は、全体を通してワイルドなラフ感は少なめ。ライト・ヘビーの緩急も一音ずつ丁寧な音出しで、じっくりと聴かせるイメージがありました。
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花田さんのギターソロの冴えたカッティング
富雄さんの歌に寄り添うようなベースの低音
ツルさんの柔らかで味わいあるサイドギターの音
椎野さんのジャジーで深みのあるドラムの響き
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自分好み過ぎるサウンドやメンバー全員の佇まいがどストライク過ぎて(笑)、強く惹き込まれずには居られません🤩
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続くのは、band HANADA名義でリリースされているアルバム:『ROADSADE』からの「遠くまで」。花田さんソロの弾き語り・流れでも馴染みのある曲ですが、ストレートに紡がれた心情風景を、バンドスタイルで聴くのも味わいがまた格別。久々に聴く「夢の旅路」は、ふわりと触れられた指先に心乱される感覚のよう。
印象的だったのは、花田さんソロアルバム:『NASTY WIND』からの名曲「お願いひとつ」。原曲から間奏等が大きく再編成されている仕上がりで、荒野に吹く乾いた風のような10分近い長尺のアレンジに。
更に枯れたブルージィさが増す「路地裏のブルース」を経て、Bob DyranがRon Woodに提供した曲:「Seven Days」のカバーも、バン花テイスト強めの格好良さ。
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バン花のカバー曲は、どれも原曲をリスペクトしつつも、band HANADAテイストが色濃くて、 Coverと言うよりも最早オリジナル曲と言ってしまっても遜色無い程ナチュラル。
第1部ラストは、バン花随一のロマンティックなラブソング「二人なら」で締め括って終了となりました。
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休憩を挟んでの第2部のスタートは、 「月が見ていた」・「見はなされた夜」のミディアムスローな2曲から。そして、ロックンロールの昂りが際立つカバー曲の「Lonesome Train」では一転。(※ライブでは初披露の曲だったそうです)
今回のセトリでは唯一こちらの原曲は未聴でしたので、花田さんが歌う歌詞やフレーズを記憶に留めておきました(笑)。
後日調べてみれば、原曲のトリオ編成よりもグッと大胆でハードなロックンロール・アレンジの格好良さに驚愕!
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中盤にはバン花では定番のカバー曲:冨士夫さんの「ひとつ」~アラバキセッション以来の「Cinnamon Girl」へと。
深まる夜へと静かな囁きが艷めく「シルクの夜」~ 渇く夜に射し込む暖かな一筋の光「お天道さま」へとブルージィ真骨頂な染み渡るセレクションに。
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実はこの日、着席していた場所がアンプ真ん前(笑)という位置で、(横長据え置きタイプのおかげもあったかと思うのですが…)両耳から各々の醸し出すサウンドがダイレクトイン。高音~低音の細かな所までじっくりと聴き取ることが出来るという貴重な体験が!
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個々の存在感が際立ちながら、バンドサウンドとしてのクールさ・侘びサビにも似た渋さが一体となり、血液の中に流れ込むが如く、音色が身体に染み渡ります!
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アンコールは、「ガラガラ ゴロゴロ」~ 「渡るしか」 の圧倒的な演奏に、注文したアルコールも忘れて酔い痺れるばかり!
特にラスト曲:「渡るしか」のメンバー全員から溢れ出すように極まるGroovyな演奏とアレンジには圧巻の一言。
花田さんソロともジプシーズともまた違うGrooveの凄み、堪能させて頂きました😊
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また、初対面にも関わらず、花田さんの話題で盛り上がり、一人参戦の私に大変親切にして頂いた同じテーブル席にいらした皆様には感謝ばかりです!
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次回、また別の会場(ジプシーズ夏ツアーかな?😆)での再会を約束しあって、各々帰路に。
ほろ酔い気分の頬にひんやりと冷たい初夏の風を感じつつ、名残り惜しむ横浜の夜でした~🌃🌙。
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【band HANADA】
2019.6.21(Fri) in 横浜THUMBS UP
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【Set List】(*Cover)
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[1st]
After Midnight(*Eric Clapton)
Last Train
Don't Cry No Tears(*Neil Young)
遠くまで
夢の旅路
お願いひとつ
路地裏のブルース
Seven Days(*Ronnie Wood)
二人なら
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[2nd]
月が見ていた
見はなされた夜
Lonesome Train(*The Johnny Burnette Trio)
ひとつ(*山口冨士夫)
Cinnamon Girl(*Neil Young)
シルクの夜
お天道さま
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[An.]
ガラガラ ゴロゴロ
渡るしか
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【花田さん語録】
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実は、今回はMCまったく無しです。
(かなり珍しいのだそう😆)
*最後にメンバー紹介のみでした。
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「ベース・井上富雄 ギター・大西ツル ドラムス・椎野恭一 、band HANADAでした」
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#bandHANADA
#花田裕之
#椎野恭一
#井上富雄
#大西ツル
#バンド花田
#バン花
#横浜THUMBSUP
#横浜サムズアップ
【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.1
【アーティスト一覧】
17:40~@HANAGASA(花笠)
2019.4.27(Sat)
「マツリスタジオから参りましたZAZEN BOYS~」と挨拶後、音圧がダイレクトに脳髄を駆け抜けるようなZAZEN BOYSサウンドを次々と体感しました。
「とりあえずポテサラ」・「本能寺で待ってる」・「This is NORANEKO」etc.~桜と小雨と晴れ間すら何かの演出かの如く、澱みなく舞い降りるパワーワードたち。
17:40~@HANAGASA(花笠)
The Birthday@BAN-ETSU終了後に移動したHANAGASAステージにてラストの2曲ほどでしたが、体感することができましたeastern youth。
ギター・ベース・ドラムの3ピース体制で、硬質でエモーショナルなパンク・ロックという印象を受けたバンドでした。特にボーカル吉野さんの声、ネイキッドな鋭さがありました!
9月には17年ぶりに日比谷野音の舞台にも立つそうです😊
#eastern youth
*【備忘録】ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)part.2に続く。
【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.2
【メンバー】
映像等でしか知らなかった激しさ・衝動・危うさを孕んだ初期のロッカーズがベースにありながらも、格好良さがアップデートされた最新型ロッカーズが健在!
最後まで、嵐のような疾風怒濤振りでステージを去っていったロッカーズ!観客のアンコール要求の声が止まないステージでした!
【ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―2】
・右手人差し指を小さくギターに向かって指差し→ (ギター)
バックスクリーンではコラボレーション映像として、映画の『イージーライダー』 や『さらば青春の光』 のワンシーン!! タイトル通り、心のままに赴くままに、そんな颯爽とした疾走感を思わせる曲。
チャボさん、今年のアラバキを特に楽しみにされていたらしく、『俺も歳だし、寒いからさ~アラバキもう無理かな~って思ってたけど、やっぱり楽しいからさ~』とのコメント(行間の~に嬉しさが漂ってました)
【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.3へ続く。
【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.3
参戦備忘録④―Final】
『1969年って言えば、このロックンロールの祭典を忘れちゃいけない』ということで、今年で開催から50周年を迎えた「Woodstock Festival」に因んだ選曲で THE ARABAKI ROCKERSを締めくくります。
チャボさん『折角だから、セッションしようぜ~』と高らかに宣言。早速呼び出したセッションメンバーは、花田さんでした。
セッションは何の曲だろうと考える間もなく、流れてきたイントロで気づいた瞬間、 (灬º 艸º灬)…って思わず、口を押さえて聴き入ってしまいました。
セッション曲は、The Velvet Undergroundの「Some Kind of Love」です。
この日のアラバキの天候と女心を重ねたみたいな「お天気次第で、状況なんて変わるのよ」なんて歌詞もあったりで、何となくタイムリー。😆
オールラストは、フルメンバーでスペシャルセッション🤩
「何時になったら晴れるのだろう」という原曲歌詞の気持ちが、アラバキ当日の不安定な天気とも何故かリンクしていましたが、 チャボさん・山口さん・ 花田さんと繋いでゆく歌詞やバンドメンバーとのハーモニーは、今年のアラバキ一夜限りの得がたい感動の一つになって、雨や寒さも忘れる勢い!
まさにサタデーナイト・ロックンロールショウの醍醐味だったかと。
最後は、チャボさんが先導して一人一人グータッチ。お互いの健闘を讃え合う姿と笑顔が披露されました。
(灬º 艸º灬) ♡♡♡♡♡♡♡♡
(絵文字まんまの私ww)