【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.2
【ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④】
2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019
19:00~@HANAGASA(花笠)
時代を超えて進化し続ける日本のロックンロールのレジェンドたちが、ここに集結。
ロックンロールサーカスのように1つのステージの中流れるようにゴキゲンに
アラバキの土曜日の夜を熱くします。
ヒリヒリとジワっと燃え上がるサタデーナイトロックンロールショー!
【メンバー】
【メンバー】
花田裕之/市川勝也(ROCK'N'ROLL GYPSIES)
ロックンロールのレジェンドたちが集結、ひとつのステージでどんなショウが繰り広げられるのか!期待でもう胸が高鳴るばかりです~🤩 何せアラバキ会場に到着して最初に行ったのが、『HANAGASAステージの下見』という参戦メンバー4人組😂
HANAGASAステージは、アラバキ会場内で唯一の屋内ステージ。ステージにはバックスクリーンが設置されており、ビジュアリストの映像と音楽とのコラボが繰り広げられる鮮やかな祭りをイメージした世界観が特徴の創り。
HANAGASAステージでの「THE ARABAKI ROCKERS」スタート時間は19時ですが、会場内では早め早めの行動(笑)のおかげで、みんな各々良いポジションの確保が出来ました。
特に「THE ARABAKI ROCKERS」は、4つのバンドが出演予定のため、スタッフの方達の数とセッティング機材も大所帯!ドラムセットやギターアンプ、各人のギターetc.舞台の上にドンドンと運び込まれていく様を見ながらじっくり待機です。
(スタッフ皆さんの動きが、どこか某ド○フ全員集合を思い出させる…と感じたことは内緒🤫ですからね~)
その様子を見つつ、先ずはみんなで「ギターアンプチェック」も開始ですww
何故かと言いますと、どの辺りにどのギタリストが位置取りするかに寄って、各人の推しを観やすいポジションの位置決めに必要だからです😆~
「公平さんのアンプ、あそこだ~」
「チャボさんのアンプ、こっち~」
「花田さんのアンプ、あれだわ~」
~まあ、お目当ての方のアンプメーカーと形状は、バッチリ把握済の参戦メンバーですからww
(↑各人の推しがバレてる~😂)
引き続き、「THE ARABAKI ROCKERS」の様子を出演順にレポートして参ります!!!
2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019
19:00~@HANAGASA(花笠)
颯爽とステージに現れた陣内さんの出で立ちは、真っ赤なスーツとサングラス !
そして、いきなり挨拶がわりに、聴き覚えのあるイントロとブルースハープ!オープニング曲はあの「セルナンバー8」ですよ、もう~🤩
何気なく見ていた深夜放送映画の放送枠で知った『爆裂都市』でしたが、何もかもが衝撃的な映画でした。
1曲目を終えて直ぐに、「去年池畑に誘われて演ったのが気持ち良かったから(昨年は池畑さんオーガナイズのアラバキステージに、ソロで出演している陣内さん)、今年はバンドで来ました~」と話し出した陣内さん。
また、先頃発売されたばかりの38年振りとなるロッカーズニューアルバム『Rock’n roll』を話題に出して、「ニューアルバム出したばかりで、今日も物販で持って来たから、個人的には100枚くらい買って帰って欲しい~ 」と観客を和ませる場面もww。
巧みなスピーチに笑いも折り込みながらのエンターテナー振りの陣内さん。
曲の始まりタイミングでは、曲タイトルを紹介してからの歌い出しという気配り。ですが、やはり曲が始まってしまえばシンガーとしての本領である観る者達を圧倒的に凌駕させるステージング。流石は「ロッカーズのヴォーカリスト」としての求心力を見せつけてきます。
それに応えるように「陣内~」・「ロッカーズ~」・「カッコイイぜ~」などの野太い声援が飛び交う盛り上がり。男性ファンが前方を取り囲む男祭り状態に~😎
映像等でしか知らなかった激しさ・衝動・危うさを孕んだ初期のロッカーズがベースにありながらも、格好良さがアップデートされた最新型ロッカーズが健在!
映像等でしか知らなかった激しさ・衝動・危うさを孕んだ初期のロッカーズがベースにありながらも、格好良さがアップデートされた最新型ロッカーズが健在!
澄田さん・百々さんの激しくビートを刻むツインギター。
穴井さん・田中さんが支える力強いリズム隊の迫力(穴井さんのDOWN PICKERが最高!)が、ガンガン観客を煽っていきますー!
また、セットリストにはニューアルバム『Rock’n roll』からの三連続の新曲~ 「涙のモーターウェイ」の聴かせるスローバラードや十八番の「可愛いアノ娘」も!
ラスト曲「ショック・ゲーム 」では、バックスクリーンに映像がコラボレーション。歌う陣内さんを中心にしたプロモーションムービーのような創りが、曲との一体感を更に演出し、盛り上がり最高潮に!!
最後まで、嵐のような疾風怒濤振りでステージを去っていったロッカーズ!観客のアンコール要求の声が止まないステージでした!
最後まで、嵐のような疾風怒濤振りでステージを去っていったロッカーズ!観客のアンコール要求の声が止まないステージでした!
初めて観たロッカーズなのに、 私の姿を見たお友達 :「エラい盛り上がっていて、ビックリした」と言われる始末でした!
(でも、澄田さんとのツインギター激しく格好良かったわ~🤩 )
2019.4.27(Sat)
【Set List】
1.セルナンバー8
2.非常戦をぶち破れ
3.三流の恋仇
4.恋のファンファーレ
5.糸島の太陽
6.涙のモーターウェイ
7.可愛いアノ娘
8.ショック・ゲーム
#THeROCKERS
【ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―2】
2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019
19:00~@HANAGASA(花笠)
ここからは池畑さんがラストステージまで出ずっぱりでして~。
個人的には嬉し過ぎる「池畑さん祭り」の始まりです!
昨年から、山口さん/池畑さん/細海さんのトリオ編成になったそうです。
昨年のトリオ編成になって直ぐのツアーでは、発売前の新曲ばかりのセットリストで行われたそうです!また、それはすべて池畑さんがオーガナイズしたものだったという情報を知ってから、以前にも増して気になりだしたHEATWAVE。
オープニングから、ジャムセッション風(曲名が解らずすみません…)で、続く曲たちもゆったりとした大人モードが醸し出される渋さ🤩
緩やかな風と雨に濡れた土。
透き通った水の流れと柔らかな太陽の光。
すべてを慈しむような温もり。
様々な想いを音楽に込めて、東北の大地に届けに来た旅人達。
そんなイメージを感じて、引き込まれてしまいました。
この日気づいたエピソードをひとつ。
山口さんが2曲目の演奏を始めてしばらくした時、少し俯き加減だった顔を不意にあげて、右手人差し指を小さくギターに向かって指差しました。
丁度私がいた場所から、左斜め位置にいらした山口さんの対角線上にはスタッフさんが一人立っていて、合図を送っていたようでして。
・右手人差し指を小さくギターに向かって指差し→ (ギター)
・右手人差し指を小さくギターに向かって指差し→ (ギター)
・右手を下から上へ小さくカモンの仕草→(音量、少し上げて)
・チラッとスタッフさんを見つめる山口さん→( PAサイドに合図するスタッフさん)
・音量確認後、右手親指を小さく立てる→(OK!Good👍)
・優しく満足気に笑う山口さんの顔→(ありがとう😊)
要望通りの指示を汲み取ってPAサイドに伝えるスタッフも素晴らしいけれど、感謝の気持ちをきちんと本番時にも関わらず表現する方なんだな~と。ちょっと目尻がクシャとした笑顔も、可愛いかったです。
山口さん:「いま新しいアルバムを作っていて…新曲があるからやってみてもいい?」と語りました。
観客エリアからは勿論拍手で答えます。聴きたいですからね~😊
「タイトルは、コンプライアンスww……ここ笑う所だから~」と一人突っ込みのお茶目さの後に、改めてもう一度こう告げました。
「タイトルはね、『FREEDOM』~」
バックスクリーンではコラボレーション映像として、映画の『イージーライダー』 や『さらば青春の光』 のワンシーン!! タイトル通り、心のままに赴くままに、そんな颯爽とした疾走感を思わせる曲。
バックスクリーンではコラボレーション映像として、映画の『イージーライダー』 や『さらば青春の光』 のワンシーン!! タイトル通り、心のままに赴くままに、そんな颯爽とした疾走感を思わせる曲。
ギター・ドラムス・キーボード。
最少の編成で最強の揺るぎなきトリニティサウンドがそこにはありました。
山口さん:「今日はありがとう……」
小さく御礼の言葉を口にした後、淡いイエロー色のピンスポットライトが、山口さんを照らし出す。
ぼんやりと丸く包み込まれて広がる輪の輝き。
ああ、あの曲が聴けるんだと直感しました。
解き放て 生命で笑え 満月の夕
この曲を初めて聴いた時、あの日の朝のことを思い出さずにはいられなかった。
眠りを破って突き刺すような低い音がしたこと。
飛び起きて、カーテンを閉め忘れていた窓を不意に見やったこと。
窓の外には、木蓮の木に咲くクリーム色の花と長い枝が揺れていたこと。
いつまでも小刻みに揺れ続けている花が怖いと思ってしまったこと。
何故なんだろうと朧げに考えながら、それでも花を見つめ続けていたこと。
解き放て 生命で笑え 満月の夕
静寂の光の中に現れたのは、研ぎ澄まされた言葉とメロディ。
そして、この曲をこのアラバキのステージで、この東北の大地で聴けたこと、
生涯忘れないでいたいと思っている……。
【ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―3】
ROCK'N'ROLL GYPSIES
2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019
19:00~@HANAGASA(花笠)
THE ARABAKI ROCKERS:サードステージは、ロックンロールジプシーズです!
図らずも前日のジプシーズ@福島ライブから追いかけるように宮城へ北上する形となりました(笑)ので、個人的にも『東北遠征シリーズ(笑)』二日目in仙台です😆 。
今回のアラバキでのジプシーズ、下山淳さんが体調不良にて療養中のため(花田さん曰く:「有給休暇中」だそうですww)、アラバキ参加が最終的にどうなるのかと心配もしていましたが、過去にも幾多の試練を乗り越えて来ているメンバーの皆さん😤アラバキにも、花田さん/池畑さん/市川さんトリオ編成でのライブを英断してくれましたことに大感謝です!
池畑さん仕様の白いドラムセットは、ヒートウェイブ時より更に中央寄りに設置。トリオ編成用のやや扇形になるように、向かって右側に花田さんのGibson・ES-335レッドカラーのギターが登場。左手側に市川さんのジャズベースも運び込まれただけで既に胸熱に。
インストナンバー:「BUMBLE BEE TWIST」トリオ編成バージョンのオープニング後、「今日は3人でお願いします…」と、静かに語った花田さん。前日の福島では、「明日アラバキなんですけど、…寒いよね?」と観客に問いかけていたにも関わらず、花田さんはやっぱり白いシャツ1枚で登場😂(近年最も極寒だったと言われる2013年アラバキの時すら花田さんは薄い柄シャツ1枚、池畑さんに至っては半袖Tシャツだったそうです😫から、予想はしておりましたが)
池畑さん・市川さん始め、他のバンドメンバーやスタッフさん、そして冬装備の観客を含めたHANAGASAステージにいる人達の中で、一番の軽装振り😂
そんな花田さんですが、常にクールでニヒルなイメージがある方も多いのでは?(歌唱方法も独特なので)
個人的見解で恐縮ですが、私には『静寂を纏う焰』のイメージがあります。
北九州男児らしい(シナロケ・鮎川誠さんが以前、愛妻・シーナさんが花田さんについて『花田は北九州の男そのもの』と言っていたと話された事があります。流石はシーナ姐さん🤩)
無口でぶっきらぼうな表面に、秘めた情熱を包み隠している。そんな所も魅力のひとつでありますけれど(//∇//) 。
この日は、MCは最初の挨拶と最後のメンバー紹介のみでしたが、演奏にかなり集中されたパフォーマンスで、一層研ぎ澄まされた印象が強かったです!
更に続くのは、ジプシーズライブではお馴染み「TRUCKIN' 」~「風の跡」の強力なハードロックなラインナップ。
市川さんのベース先導で始まるヘビーチューンナンバー:「只の夢」~池畑さん作詞作曲の「危険な日常」 へと続く怒涛の渋カッコいいロックンロール。
軽快でダンサブルなラスト曲:「Lucky Love」では、コラボレーション映像としてミラーボールが煌めくダンスホールの映像がバックスクリーンに。花田さん、池畑さん、市川さんがまるでホール内で演奏しているかのように、映像が重なり合う演出も。
通常の花田さん・下山さんのツインギター・ジプシーズとは趣きの違うギター1本の制約があったトリオ編成でしたが、その分『ギタリスト・花田裕之』を十二分に堪能出来たセットリストや各々のプレイにも更に磨きがかかっている印象がありました。トリオ編成を経て、下山さん復帰後のジプシーズ更なる進化の布石を再確信できた圧巻のステージでした。
下山さんの万全の体調回復と復帰も遠くないと思っておりますので、次回はきっとFour Piecesでのジプシーズライブが体感出来ること、楽しみに待っております。
2019.4.27(Sat) ARABAKI ROCK FEST.19
ROCK'N'ROLL GYPSIES
【Set List】
1.BUMBLE BEE TWIST
2.MONA
3.SHE DOES IT RIGHT
4.TRUCKIN'
5.風の跡
6.只の夢
7.危険な日常
8.Lucky Love
【ARABAKI ROCK FEST.19 参戦備忘録④―4】 .
2019.4.27(Sat)
THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW 1969→2019
19:00~@HANAGASA(花笠)
こんな貴重なユニットが観られるのも、やはりフェスだからこそ。
池畑さん仕様の白いドラムセットは、ジプシーズ時と同様にそのまま中央へ配置、向かって左手側前方に、チャボさんのギターと譜面台が登場。早川さんは池畑さん寄りだけど、チャボさん斜め後ろとなる麗蘭での定位置に。右手側前方には、公平さんのギターと譜面台、少し奥に予備のギターが数本。(サウンドチェックではクリーム色のSGが登場したので、今日のメインギターはこちら)
乗っけからチャボさんが、めちゃめちゃ御機嫌でして、ご愛用の帽子に白い花が何本か挿してあって、揺れ具合でウキウキしているのがわかりました!そんな可愛い68歳ギタリストの御姿に、寒さも忘れてほっこり😆
公平さんはというと、今回もバンマスらしく落ち着いた安定感と、バンドと会場全体を把握して包み込むような視線を感じるクレバーな印象。そんな男前な雰囲気が、もみあげの長さと共に今日も素敵~🤩
早川さんは相変わらず飄々とした渋さ&池畑さんは相変わらずダンディな渋さ。(何ですか、この渋過ぎリズム隊~)
チャボさん、今年のアラバキを特に楽しみにされていたらしく、『俺も歳だし、寒いからさ~アラバキもう無理かな~って思ってたけど、やっぱり楽しいからさ~』とのコメント(行間の~に嬉しさが漂ってました)
チャボさん、今年のアラバキを特に楽しみにされていたらしく、『俺も歳だし、寒いからさ~アラバキもう無理かな~って思ってたけど、やっぱり楽しいからさ~』とのコメント(行間の~に嬉しさが漂ってました)
スタートは 「ミッドナイト・ブギ」から。軽快なブギーのリズムが広がってゆく観客エリアは、出だしから盛り上がりまくり。
そんなチャボさんのこの日のボーカルとギターは、伸びやかに良く通る声と冴え渡るギターの音色が秀逸でした!(個人的には、年末の磔磔と甲乙つけ難い程)
続く「ハッスル」からは更にヒートアップ! 公平さんのギターソロは、特に気合いの入った格好良さで、私の隣りの女性からの熱~い感嘆の吐息と視線を浴びまくっていた公平さんでした!
そして、私はライブ初聴きとなりまして、特に印象深く残ったのは、「あこがれのSouthern Man 」。
MIXでは無く、JOINして響き合う。
チャボさん『俺は今年69になるけど~』と話し出して、『俺は、これからも俺の道を歩んで行きたいよ~』 ・ 『そんなシナトラの曲やるよー』と奏で始めたラスト曲は「My Way」。
勿論、チャボさんバージョンですから、しんみりになることなんて無く、前向きの意志を表現した訳詞ですよ~!!(チャボさんの詩人としてのセンス、本当に素晴らしいです)
なお、後述のセットリストを見て頂くとわかりますが、実はこのスペシャルユニット、4曲しか演っていないのです😆
それぞれ1曲1曲にアドリブやアレンジが随所に加えられていて、普段の1曲スパンより長尺となっていました。
とはいえ、単に長くなったのだけでは無く、全体的にゆったりとした曲調でも、ブギーやソウル、ブルースといった沢山の愛すべき音楽たちの醍醐味を届け、楽しませるという明確な意思を持ったサウンドだったのではと。
身体とリズムの一体感や五感すべてで楽しんだ時間は、惜しむ間もなく充実感に満たされましたから!! そして、これだけで「THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW」が、終わる筈などございません!!
最後までお楽しみに~展開に続きました、皆様ww 😆
2019.4.27(Sat)
【Set List】
1.ミッドナイト・ブギ
2.HUSTLE
3.あこがれのSouthern Man
4.My Way
【備忘録】 ARABAKI ROCK FEST.19 2019.4.27(Sat)Part.3へ続く。